有効な結果が確実に得られるようにするため、データを収集し、分析を実行し、結果を解釈するときには、次のガイドラインを考慮してください。
- 応答は数値でなければならない
- 異なる因子水準で平均応答を計算するため、多変量管理図には数値応答データが必要です。
- 各因子は少なくとも2つの水準を必要とする
- 最大4つの数値、テキスト、日付・時刻の因子を持つことがあります。各因子には、少なくとも2つの水準が必要です。
- 十分な因子水準の組み合わせを作成できる観測値を必要とする
- Minitabで管理図を作成する場合は、すべての可能な因子水準の組み合わせの少なくとも60%に相当する観測値が必要です。
- 2つの因子AおよびBを調査するとします。因子Aには3つの水準があり、因子Bには2つの水準があります。この計画の場合、因子水準(セル)の可能な組み合わせは6つあります。これらの組み合わせのいずれかにデータがない場合は、空のセル(*)が作成されます。
6つの因子水準の組み合わせのうち3つの組み合わせには、観測値がありません。したがって、Minitabで多変量管理図を作成することはできません。
C1 |
C2 |
C3 |
A |
B |
観測値 |
A |
1 |
* |
B |
1 |
20 |
C |
1 |
* |
A |
2 |
22 |
B |
2 |
* |
C |
2 |
21 |
A |
1 |
* |
B |
1 |
23 |
C |
1 |
* |
... |
... |
... |