VDA 5の結果を表示するかどうかを選択し、スタディのデータ以外の適用可能な不確かさの原因に使用する値を指定します。
VDA 5の結果を表示する
VDA 5試験の統計量(uMPや%QMPなど)を計算するには、このオプションを選択します。
分解能
ゲージ分解能(uRE)を指定します。分解能は、ゲージが正確に報告する測定の最小増分です。たとえば、ゲージが測定値を 10 分の 1 位まで正確に報告する場合は、0.1 を指定します。
不確実性の原因(エラー)
分析に含める不確実性のソースに 0 より大きい値を入力します。不確実性の原因を計算から除外するには、値を入力しないでください。
- キャリブレーション(uCAL)
- キャリブレーションの不確かさ(uCAL)をデータの単位で指定します。校正の不確かさは、参照標準の既知の値の不確かさです。不確かさの決定は、多くの校正プロセスの一部です。通常、この値は校正証明書から取得されます。
- 直線性(uLIN)
- 直線性の不確かさ(uLIN)をデータの単位で指定します。直線性の不確かさは、測定範囲全体にわたるゲージのバイアスの変化による不確かさです。通常、この値は、参照部品が測定範囲内にある線形性スタディから取得されます。
- その他の要因(uREST)
- 不確実性を追加するその他の要因による不確実性を指定します。たとえば、データ収集がより高い温度にあるときに測定値の変動が大きくなることがわかっている場合は、温度による不確かさを考慮した値を入力します。データの単位で値を入力します。
- 複数の追加因子に個別の値がある場合、分析ではそれらの複合効果が計算されます。0 より大きい値を最大 100 個指定します。複数の値はスペースで区切ります。
- 他の要因の値を含む列を指定することもできます。列には、0 より大きい値を 100 個まで使用します。
- 基準での繰り返し性 (uEVR)
- 参照部品での再現性から不確かさを指定します。再現性とは、同じ部品、同じデバイス、同じオペレーターによる測定による不確かさです。通常、この値はタイプIゲージスタディから取得されます。
- 偏り (uBI)
- 測定値のバイアスからの不確かさを指定します。バイアスは、既知の基準値と値の平均測定値との間の推定差です。通常、バイアスの推定値は、参照部品の測定値のバイアスを最小化する研究から得られます。