VDA 5の統計 枝分かれゲージR&R分析

次の式は、コンポーネントの不確実性を示しています。
分解能(uRE)
測定対象物の再現性(uEVO)
√(再現性の分散成分)
オペレーターの再現性(uAV)
√(演算子の分散成分)
その他の要因 (uREST)
測定プロセス(uMP)

合計の%

各コンポーネントからの測定プロセスの割合は、次の式になります。

%QMP

許容誤差のパーセントの計算では、測定プロセスによる不確かさが使用されます。

表記

用語説明
n測定回数
xi第i の測定
n個の測定値の平均
RE測定プロセスの分解能。解析の仕様に分解能が含まれている場合、計算では分解能による不確かさが考慮されます。
xm参照測定値
Fi追加の要因による不確実性。値は、解析の仕様からのものです。
a分析の仕様の不確実性に寄与するその他の要因の数
uCAL校正による不確かさ。分析の仕様に値が含まれていない限り、値は 0 です。
uEVR基準値での再現性による不確かさ分析の仕様に値が含まれていない限り、値は 0 です。
uBIバイアスによる不確実性。分析の仕様に値が含まれていない限り、値は 0 です。
uLIN直線性による不確かさ。分析の仕様に値が含まれていない限り、値は 0 です。
ui不確実性の単一の要素
k1

Minitabでは、標準正規分布で測定値の99.73%を表す標準偏差の6倍をデフォルト値として使用します。

この値を変更するには、[ オプション ] サブダイアログ ボックスを参照してください。たとえば、測定値の99%を表すには5.15の乗数を使用します。