拡張ゲージR&R分析の概要

次の条件が1つ以上あてはまる場合に測定システムの変動を評価するには、拡張ゲージR&R分析を使用します。
  • 3つ以上の因子がある。たとえば、測定者、ゲージ、および部品など。
  • 一部の因子を固定因子として宣言したい。
  • 交差因子と枝分かれ因子の両方がある。
  • アンバランス型計画である。

たとえば、あるエンジニアが予想される工程変動範囲を代表する10個の部品を選択します。さらに、各部品には2つの付属部品のいずれかが装着されています。2つの付属部品は固定因子です。エンジニアは、付属部品によって部品間変動が発生するかどうかを調べようとしています。この調査のために、3名の測定者が10個の部品をランダムな順序で4回ずつ(各付属部品で2回ずつ)測定しました。

この分析の場所

ゲージのR&R分析(拡張)を実行するには、統計 > 品質ツール > ゲージ分析 > ゲージR&R(拡張)を選択します。

他の分析を使用する場合

  • 交差データおよびバランス型計画を使用する場合に、測定システムを分析するには、交差ゲージR&R分析を使用します。
  • 枝分かれデータおよびバランス型計画を使用する場合に、測定システムを分析するには、枝分かれゲージR&R分析を使用します。