信頼区間は、検査者の評価が互いに一致または標準値と一致するパーセンテージの可能性のある値の範囲です。
95%信頼区間は、代表サンプルのデータから計算されるため、可能性のある値の範囲は分析を実行するたびに少しずつ異なります。95%信頼水準は、この分析を100回実行すると、およそ95回は信頼区間に真の一致率が含まれていることを示しています。真の一致率とは、分析のためのサンプルだけでなく、工程で実際に一致するパーセンテージを表します。
- 検査者内表の95%信頼区間
- この信頼区間は、検査者の評価が一貫しているサンプルのパーセンテージの可能性のある値の範囲です。
- たとえば、ある検査者が両方の試行で50個のサンプルすべての評価が同じである場合、100%の一致になり、信頼区間は94.18%~100%になります。
- 各検査者対標準表の95%信頼区間
- この信頼区間は、検査者がすべての試行で正しく評価したサンプルのパーセンテージの可能性のある値の範囲です。
- たとえば、ある検査者が50個のサンプルのうち46個を正しく評価した場合、92%の一致になり、信頼区間は80.77%~97.78%になります。
- 検査者間表の95%信頼区間
- この信頼区間は、すべての検査者の評価が一貫しているサンプルのパーセンテージの可能性のある値の範囲です。
- たとえば、すべて検査者がすべての試行で50個のサンプルのうち37個の評価が同じである場合、74%の一致になり、信頼区間は59.66%~85.37%になります。
- すべての検査者対標準表の95%信頼区間
- この信頼区間は、すべての検査者の評価が一貫して正しいサンプルのパーセンテージの可能性のある値の範囲です。
- たとえば、すべて検査者がすべての試行で50個のサンプルのうち37個の評価が一貫して正しい場合、74%の一致になり、信頼区間は59.66%~85.37%になります。