属性の一致性分析の仮説

属性の一致性分析では、κ統計量およびKendallの係数のp値を調べることによって一致性を検定します。

κのための仮説

検査者内の一致を検定する仮説は次のようになります。
  • H0: 検査者内の一致は偶然の所産である。
  • H1: 検査者内の一致は偶然の所産ではない。
各検査者対標準の一致を検定する仮説は次のようになります。
  • H0: 検査者の評価と標準との一致は偶然の所産である。
  • H1: 検査者の評価と標準との一致は偶然の所産ではない。
検査者間の一致を検定する仮説は次のようになります。
  • H0: 検査者間の一致は偶然の所産である。
  • H1: 検査者間の一致は偶然の所産ではない。
すべての検査者対標準の一致を検定する仮説は次のようになります。
  • H0: 検査者の評価と標準との一致は偶然の所産である。
  • H1: 検査者の評価と標準との一致は偶然の所産ではない。

Kendallの係数のための仮説

検査者内の一致を検定する仮説は次のようになります。
  • H0: 1人の検査者によって行われる複数の評価間に関連性はない。
  • H1: 検査者内の評価間に関連性がある。
各検査者対標準の一致を検定する仮説は次のようになります。
  • H0: 各検査者の評価と標準との間に関連性はない。
  • H1: 各検査者の評価と標準との間に関連性がある。
検査者間の一致を検定する仮説は次のようになります。
  • H0: 検査者間における評価の関連性はない。
  • H1: 検査者間における評価の関連性がある。
すべての検査者対標準の一致を検定する仮説は次のようになります。
  • H0: 全評価者の評価と既知の標準との間に関連性はない。
  • H1: 全評価者の評価と既知の標準との間には関連性がある。