工程の管理図を以前作成した場合は、管理図の作成に使用できる既知の工程パラメータがあります。管理図にパラメータの経験値を使用すると、過去の工程の状態を表すベンチマークを確立できます。パラメータの経験値を使用した管理図で現在のデータが管理外になっている場合、管理外信号は通常、工程に変化があったことを意味します。現在のデータが正常に管理されている場合、工程は以前に管理図を作成したときから変わらずに安定しているということです。
管理図のパラメータ推定値を表示するために、ワークシートに保存することができます。たとえば、列C1のデータについてXbar管理図を作成する必要があり、サブグループサイズが5だとします。次を実行して、ワークシートで使用可能な次の空白列に平均と標準偏差の推定値を保存します。
平均と標準偏差のそれぞれ経験値を使用して、Xbar管理図を新規に作成するとします。