サブグループサイズが9以上の連続データを使用して、工程の変動(標準偏差)を監視するには、S管理図を使用します。この管理図を使用して、時間の経過に伴う工程の安定性を監視することで、工程における不安定性を特定、是正することができます。

たとえば、塗料のメーカーが缶に塗料を充填する工程が安定しているかどうかを判断したいと考えているとします。作業者は毎時間10缶のサブグループを30時間にわたって収集し、S管理図を使用して塗料を充填済みの缶の変動を監視します。

各点は、中心線の周囲にランダムに広がっており、管理限界の範囲内にあります。トレンドまたはパターンは見られません。缶の重量の変動は、30個のサブグループ全部で安定しています。

この管理図の場所

S管理図を作成するには、統計 > 管理図 > 変数管理図 - サブグループ > Sを選択します。

代替管理図を使用する場合

  • 観測値数が2~8のサブグループの場合は、R管理図を使用します。
  • サブグループがない場合は、移動範囲管理図を使用します。
  • データが不良または欠陥の度数である場合は、P管理図U管理図などの計数管理図を使用します。