R管理図は、サブグループサイズが8以下の連続データを使用して、工程の変動(範囲)を監視するために使用します。この管理図を使用して、時間の経過に伴う工程の安定性を監視することで、工程における不安定性を特定、是正することができます。
プラスチック製品メーカーが、新製品の生産工程の変動が安定しているかどうかを判断しようとしているとします。分析者は毎時間5製品ずつ、20時間にわたってサブグループを収集し、プラスチックの強度を評価します。
この管理図の場所
R管理図を作成するには、を選択します。
代替管理図を使用する場合
- 観測値数が9以上のサブグループの場合は、S管理図を使用します。
- サブグループがない場合は、移動範囲管理図を使用します。
- データが不良または欠陥の度数である場合は、P管理図やU管理図などの計数管理図を使用します。