ある自動車部品工場の品質エンジニアが、カム軸の長さの変動を監視します。3台の機械が毎日3つのシフトでカム軸を製造しています。エンジニアは、各シフトで各機械から5個のカム軸を測定します。
品質エンジニアは、各機械の変動を監視するためにR管理図を作成します。
- サンプルデータを開き、カム軸長.MTW.
- を選択します。
- ドロップダウンリストから、すべての観測値が1つの列にあるを選択して、機械1機械2機械3を入力します。
- サブグループサイズにサブグループIDを入力します。
- Rオプションをクリックします。
- 検定タブをクリックし、1点>中心線からのK標準偏差（テスト1）および連続するK点が中心線の片側にある（テスト2）を選択します。特定の状況でどのテストが適用されるのかわからない場合は、テスト1と2を使用します。
- 各ダイアログボックスでOKをクリックします。
結果を解釈する
Minitabでは、機械ごとに別個のR管理図が作成されます。すべての点は管理限界内にあり、3台すべての機械について、点はランダムパターンを示しています。したがって、工程変動は正常に管理されており、エンジニアはXbar管理図で工程中心を調べることができます。
