I-MR-R/S管理図は、各サブグループが異なる部品またはバッチを表すときに、工程の平均およびサブグループ間またはサブグループ内の変動を監視するために使用します。この管理図を使用して、時間の経過に伴う工程の安定性を監視することで、工程における不安定性を特定、是正することができます。
建築用鋼梁メーカーが各梁に防食処理の塗装を施します。技師が15本の梁の3か所で塗膜の厚さを測定します。1本の梁のみの塗膜の厚さの変動と、すべての梁の塗膜の厚さの変動を監視するので、I-MR-R/S管理図を使用します。
この管理図の場所
I-MR-R/S管理図を作成するには、を選択します。
代替管理図を使用する場合
- データが不良または欠陥の度数である場合は、P管理図やU管理図などの計数管理図を使用します。