C管理図を使用して、各品目に複数の欠陥がある可能性がある場合に、ユニットあたりの欠陥の数を監視します。C管理図は、サブグループのサイズが同じ場合にのみ使用します。この管理図を使用して、時間の経過に伴う工程の安定性を監視することで、工程における不安定性を特定、是正することができます。
たとえば、LCDの製造メーカーが17インチのLCD画面の欠陥を監視するとします。技術者は、10画面で構成されるサブグループごとに1時間あたりの常時消灯ドットの数を記録し、C管理図を使用して常時消灯ドットの数を監視します。
管理図により技術者は、各サンプルに平均10個の常時消灯ドットがあることを発見します。サンプル17は管理外です。技術者は、常時消灯ドット数が異常に多いことに寄与したと考えられる特殊原因を特定する必要があります。
C管理図を作成するには、を選択します。
サブグループのサイズが等しくない場合は、U管理図またはLaney U′管理図を使用します。