工程Zは標準正規分布上の点で、この点の右側の領域はP平均値(工程の不良品率)に等しくなります。工程Zの値が大きいほど、工程の性能が高くなります。工程Zは2以上となるのが理想です。
二項工程能力分析で工程Zを使用すると、属性データのσ工程能力を推定できます。工程Zは、製品が不良かどうかを判定する2値工程の能力を示します。
工程Z値は、二項工程能力分析の結果に表示されます。
ワークシートの列C1に欠陥が、列C2にサブグループサイズが表示されているとします。工程は統計的管理下にあり、工程の自然変動が反映されるように、合理的サブグループのデータが収集されています。