で観察されたパフォーマンスの方法と式 工程能力分析(ノンパラメトリック)

観測された性能のPPM < LSL

測定値が下側規格限界より小さい部品の100万個あたりの数は、次のように計算されます。

表記

用語説明
LSL下側規格限界
N合計観測値数

観測された性能のPPM > USL

測定値が上側規格限界より大きい部品の100万個あたりの数は、次のように計算されます。

表記

用語説明
USL上側規格限界
N合計観測値数

観測された性能のPPM合計

規格限界外にある100万個あたりの合計部品数は、次のように計算されます。

表記

用語説明
LSL下側規格限界
USL上側規格限界
N合計観測値数

PPMの信頼区間と規格外の割合

信頼区間の計算は、結果を正しい単位に変換する最後のステップを除いて、PPMとパーセントで同じです。次の式は、両側100(1 – )%信頼区間。片側信頼区間を見つけるには、 と (1 – ).

数式の結果をPPMに変換するには、1,000,000を掛けます。

数式の結果をパーセンテージに変換するには、100を掛けます。

規格限界外に観測単位がない場合、下側信頼限界は0です。すべての観測単位が規格限界外にある場合、上側信頼限界は1です。

表記

用語説明
下側信頼限界
上側信頼限界
n合計個数
ユニットが仕様外であるという経験的確率:不良品/合計。
(1 – 標準正規分布からの)/2百分位数
1 – 信頼レベル

参考文献

Newcombe, R. G. (1998). Two-sided confidence intervals for the single proportion: comparison of seven methods. Statistics in Medicine, 17(8), 857-872.

Tong, L. I., & Chen, J. P. (1998). Lower confidence limits of process capability indices for nonnormal process distributions. International Journal of Quality & Reliability Management, 15(8/9), 907-919.