工程能力分析(ノンパラメトリック)の例

エンジニアのチームは、紙の漂白プロセスの能力を評価したいと考えています。エンジニアはパルプの200サンプルをランダムに収集し、輝度レベルを記録します。輝度レベルの下側規格限界は72です。エンジニアは、データの分布について何も仮定せずに能力を評価したいと考えています。エンジニアはノンパラメトリック工程能力分析を実行して、工程が顧客の要件をどの程度満たしているかを評価します。

  1. サンプルデータ、パルプ白色度.MTWを開きます。
  2. を選択します 統計 > 品質ツール > 工程能力分析 > ノンパラメトリック
  3. 単一列白色度を入力します。
  4. 下側規格に、72と入力します。
  5. OKをクリックします。

結果を解釈する

200個のサンプルの一部は下側規格限界の72を下回っています。工程が1つの規格限界を使用しているため、工程能力インデックスCnpがありません。工程の工程標準限界が低いため、工程能力インデックスCnpkとCnplは等しくなります。CnpとCnpkはCpやCpkなどのパラメトリック工程能力インデックスに匹敵するため、チームは使い慣れたガイドラインと比較して工程能力を評価します。Cnpkは0.89で、一般に受け入れられている業界ガイドラインの1.33を下回っています。したがって、エンジニアは、プロセスが機能せず、顧客の要件を満たしていないと結論付けます。