非正規能力分析における期待される全体性能の方法と計算式

期待される全体性能のPPM < LSL

測定値が下側規格限界より小さいと期待される部品の100万個あたりの数は、次のように計算されます。

PPM < LSL = 1,000,000 * F(LSL)

表記

用語説明
F(X)推定パラメータまたは指定パラメータに基づいて分析で使用される分布の累積分布関数(CDF)
PPM100万個あたりの部品数
LSL下側規格限界

期待される全体性能のPPM > USL

測定値が上側規格限界より大きいと期待される部品の100万個あたりの数は、次のように計算されます。

PPM > USL = 1,000,000 * (1 – F(USL))

表記

用語説明
F(X)推定パラメータまたは指定パラメータに基づいて分析で使用される分布の累積分布関数(CDF)
PPM100万個あたりの部品数
USL上側規格限界

期待される全体性能のPPM合計

規格限界外にあると期待される、100万個あたりの部品数は、次のように計算されます。

PPM Total(全体期待) = PPM < LSL(全体期待) + PPM > USL(全体期待)

PPM Total(期待全体) = [1,000,000 * F(LSL)]+ [1,000,000 * (1 – F(USL))]

表記

用語説明
F(X)推定パラメータまたは指定パラメータに基づいて分析で使用される分布の累積分布関数(CDF)
LSL下側規格限界
USL上側規格限界
PPM100万個あたりの部品数