工程能力分析間/内のデータの入力

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データを入力する

使用するデータに最も当てはまるオプションを選択します。

単一列

データがワークシートの1つの列に含まれている場合は、次の手順を実行します。

  1. データの配列で、単一列を選択します。
  2. 単一列に、分析する数値データの列を入力します。
  3. サブグループサイズに、各測定値のサブグループを識別する列を入力するか、サブグループのサイズを示す数値を入力します。 サブグループ間/内分析の場合は、少なくとも1つのサブグループに観測値が少なくとも2つ含める必要があります。同じサイズのサブグループの数値を入力してください。たとえば、各サブグループに5項目の測定値が含まれている場合は、「5」と入力します。サブグループIDの列を入力する場合、サブグループのサイズは同じである必要はありません。

    各サブグループ内の観測値は、ワークシートの隣接する行内に入力されている必要があります。列を使用してサブグループを定義する方法についての詳細は、サブグループを使用した工程能力の評価を参照してください。

このワークシートにおいて、直径列にはピストンリングの直径の値が入力されています。サブグループID列により、各測定のサブグループが識別されます。
C1 C2
直径 サブグループID
74.030 1
74.002 1
74.019 1
73.992 1
73.995 2
73.992 2

サブグループを構成する列

ワークシートのいくつかの列をまたいでサブグループが行に整理されており、各行が1つのサブグループを表す場合は、次の手順を実行します。

このオプションを使用してデータを入力する場合は、すべてのサブグループが同じサイズになっている必要があります。サブグループが行ごとに整理されていてサイズが異なる場合は、必要に応じてワークシートのセルに欠損値記号「*」を入力してすべてのサブグループのサイズを同じにすることができます。

  1. データの配列で、サブグループを構成する列を選択します。
  2. サブグループを構成する列に、分析する数値データの列を入力します。
このワークシートでは、ワークシートの最初の行にサブグループ1のピストンリングの直径が入力されています。ワークシートの2行目には、サブグループ2の直径が入力されており、以下同様に続きます。
C1 C2 C3
観測値1 観測値2 観測値3
74.030 73.995 73.988
74.002 73.992 74.024
74.019 74.011 74.021
73.992 74.004 74.005

規格限界

分析を実行するには、下側規格限界、上側規格限界、またはその両方を入力する必要があります。

下側規格
製品またはサービスの最小許容値を入力します。測定値がこの値を下回ることが不可能である場合、境界を選択して下側規格限界を境界として定義します。
上側規格
製品またはサービスの最大許容値を入力します。測定値がこの値を上回ることが不可能である場合、境界を選択して上側規格限界を境界として定義します。

規格限界を境界として定義すると、Minitabでは、その規格限界/境界に関する期待される工程能力インデックスは、欠損値(*)として報告されます。したがって、測定値が限界を超えることが理論的に不可能な場合のみ、限界を境界として定義します。たとえば、純度は100%を超えることが不可能なため、100%の純度の上側規格限界は境界です。また、純度は0%を下回ることが不可能なため、0%の純度の下側規格限界は境界です。

パラメータの経験値(オプション)

工程の平均の経験値または標準偏差の経験値が分かっている場合、または、過去のデータからの推定値が手元にある場合は、分析でしようするために、その値を入力します。

平均の経験値
母集団分布の平均値を入力します。
標準偏差の経験値
標準偏差の経験値を入力します。
サブグループ内
母集団分布のサブグループ内の標準偏差の値を入力します。
サブグループ間
母集団分布のサブグループ間の標準偏差の値を入力します。

母集団パラメータの経験値を入力しない場合、Minitabによってサンプルデータから平均や標準偏差が推定され、それらの推定値が工程能力の計算に使用されます。

サンプルデータから標準偏差を推定する方法を指定するには、推定をクリックします。