組織によっては、不良ゼロプログラムのように、1つでも欠陥が見つかったらロット全体を不合格にする必要があることもあります。この場合、C=0計画を作成します。これは「不良ゼロで合格」計画とも呼ばれ、許容数(C)を0にするように設計されます。
C=0計画は、次の条件が満たされる場合に使用できます。
- 指定または暗示されているRQLとβがある。
- AQLを使用しない。
入検品質が非常に良い場合、C=0計画は検査量を最小限に抑えるのに役立ちます。ただし、入検品質が完璧に近くない場合、ロットを不合格にする確率が高くなり、検査量が多くなる可能性が高くなります。
C=0計画を作成するステップ
- を選択します。
- ドロップダウンリストから、抜取計画の作成を選択します。
- 測定タイプで、合格/不合格 (不良品)など、測定タイプを選択します。
- 品質水準の単位で、不良率(%)など、単位を選択します。
- 合格品質水準 (AQL)に、「0.05」のように非常に小さい値を入力します。
注
C=0計画にAQLは必要ありませんが、Minitabにはこの分析を実行するための値が必要です。
- 不合格となる品質水準 (RQLまたはLTPD)に、「0.5」など、RQL値を入力します。
- 生産者リスク (α)に「0.89」と入力します。
注
α + β < 1 (100%)の範囲内で可能な最大のαを使用します。
- 消費者リスク (β)に、「0.10」など、βリスクを入力します。
- ロットサイズにオプションのロットサイズを入力します。
- [オプション]を選択します。[孤立したロットに超幾何分布を使用する]にチェックマークを付けます。
- OKをクリックします。