Minitabのダイアログボックスでは、現在のMinitabセッションにおけるダイアログボックスとサブダイアログボックスの変数および設定を保持し、プロジェクトに保存されます。ダイアログボックスのオプションを設定すると、その設定は再び変更されるまでMinitabに記憶されます。この機能により、グラフや分析を再実行するときに同じ設定を使用して時間を節約できます。
最新の設定が行われた前のダイアログボックスを再び開くには、Ctrl+Eを押すか、または[Edit Last Dialog]ボタンを 標準ツールバーのところでクリックします。
たとえば、「高さ」変数と「重量」変数の単純な散布図を作成し、偶数行を排除するようにデータをサブセット化します。ダイアログボックスに戻ったときも「高さ」と「重量」が入力された状態でメインダイアログボックスが表示され、サブダイアログの設定も偶数行によるサブセット化を指定した状態で表示されます。または、記述統計量を表示するオプションをカスタマイズするとします。分析をさらに続けた後、もう一度記述統計量を表示しますが、今回は別の変数についてだけにします。Minitabは前の設定を記憶しているため、手動でオプションをリセットしなくても同様の出力を生成できます。
保持された設定と変数を使いたくない時は、メインダイアログボックスで、F3キーを押して、リセットします。
列を再度表示させるには、ワークシートをアクティブにして、隠れた列のいずれかの側で表示されている列を選択し、右クリックして、を選択します。