数字(0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10)と*(欠損値記号)を入力できます。数値データには、正と負の符号(+と-)および小数点セパレータを使用できます。数値を指数(科学的)表記で入力するには、3.2E12のようにEを使用します。通貨記号またはパーセント記号(%)付きの数値データを入力することもできます。数字、指標のE、*、%、通貨記号以外の文字が入力されている列は、テキストとしてフォーマットされます。
ワークシートには、最大±1x1018までの正または負の数値を保存することができます。Minitabでは、この制限を超えた数値は欠損値に変換され、この変換が行われたことを通知するエラーメッセージが表示されます。この制限を超えるデータがある場合は、Minitabにそのデータを入力する前に適正な値に修正してください。非常に大きい、または小さい数値が含まれる列は、指数表記が使用されます。
数 | 標準的な表記 | Minitabでの表記 |
---|---|---|
12,000,000,000 | 1.2 x 1010 | 1.2E+10 |
−12,000,000,000 | −1.2 x 1010 | −1.2E+10 |
0.00000000012 | 1.2 x 10 −10 | 1.2E−10 |
−0.00000000012 | −1.2 x 10−10 | −1.2E−10 |
列の表示フォーマットを指数表記に変更するには、列をクリックし、右クリックして、列のフォーマットを選択します。次に、タイプを選択で指数を選択します。
ワークシートでは、通貨記号付きの数値データを表示できます。通貨記号付きの数値データは他のすべての数値データと同じ方法で分析できます。
数値データの通貨およびパーセントフォーマットは基本的に表示目的でのみ使用します。これらのフォーマットのデータは他の数値データと同じように分析できますが、ダイアログボックスまたはセッションコマンドの入力値として通貨記号やパーセント記号を直接入力しても、ほとんどの場合認識されません。
デフォルトでは、Windowsの[コントロール パネル]の地域と言語の設定で選択されている通貨記号が認識されるようになっています。設定された通貨フォーマットとは異なる記号の通貨値を入力すると、Minitabは通貨記号を保持ますが、そのデータを数値ではなくテキストとしてフォーマットします。たとえば、地域の通貨設定が$(ドル記号)の場合に₤(ポンド記号)付きの値を入力すると、その列はテキストとしてフォーマットされます。とは言え、Windowsの[コントロール パネル]の地域設定を変更することなく、異なる通貨記号を認識するように、列の表示フォーマットを変更できます。
正の通貨値は、Windowsの[コントロール パネル]の[地域設定]で選択した正の通貨フォーマットを使用して表されます。たとえば、5ユーロを正の通貨値として表すには、€ 5.00または5.00 €と入力します。
負の通貨値を表すには、-または( )を使用します。たとえば、2.25ユーロを負の通貨値として表すには、(2.25 €)または-2.25 €と入力します。