次の表の日付・時刻成分には以前のバージョンのMinitabでは使用できないものがあります。古いバージョンのMinitabでカスタム日付・時刻フォーマットにこれらの成分を使用してワークシートを保存すると、これらの成分は別の成分に変換されるか、デフォルトフォーマットに設定されるか、無視されます。
成分 | 日付の表示結果 | 例 |
---|---|---|
m | 数字で表された月(1~12) | 1、2など |
mm | 2桁の数字で表された月(01~12) | 01、02など |
mmm | 3文字で表された月の略語 | Jan、Febなど |
mmmm | 月 | January, February など |
d | 日付(1~31) | 1、2など |
dd | 2桁の数字で表された日付(01~31) | 01、02など |
ddd | 3文字の略語で表された曜日 | Mon、Tueなど |
dddd | 曜日 | Monday、Tuesdayなど |
yy | 2桁の数字で表された年 | 15、16など |
yyyy | 4桁の数字で表された年 | 2015、2016など |
「Q」と四半期を表す数字
年とそれに続けて四半期を表示するには、yyyyQqまたはyyQqのフォーマットのどちらかを使用します。 |
Q1、Q2、Q3、Q4 | |
四半期を表す数字と「Q」 | 1Q、2Q、3Q、4Q | |
Wkw |
「Wk」と週番号 デフォルトでは、1年の第2週目は1月1日の後の日曜日から始まり、1年の最終週は12月31日で終わります。ほとんどの年では、第1週と第53週は7日よりも少ない日数になります。 1週間が始まる曜日はWindowsのコントロールパネルで変更できます。 年とそれに続けて週数を表示するには、yyyyWkw、yyWkw、yyyyWkww、またはyyWkwwのいずれかのフォーマットを使用します。 |
Wk1、Wk2など |
Wkww | 「Wk」と2桁の数字で表された週 | Wk01、Wk02など |
wWk | 週番号と「Wk」 | 1Wk、2Wkなど |
wwWk | 2桁の数字で表された週と「Wk」 | 01Wk、02Wkなど |
成分 | 時刻の表示結果 | 例 |
---|---|---|
h | 時間(0~23) | 7、8など |
hh | 2桁の数字で表された時間(00~23) | 07、08など |
mm |
2桁の数字で表された分(00~59) 分は、前に時間があるか(hh:mmなど)、後ろに秒がある必要があります(mm:ssなど) |
08:01、08:02など |
ss |
2桁の数字で表された秒(00~59) 秒は、前に分がある必要があります(mm:ssなど) |
08:01:01、08:01:02など |
.s |
1/10秒(0~9) 1/10秒は、前に分と秒がある必要があります(mm:ss.sなど) |
08:01:01.1、08:01:01.2など |
.ss |
1/100秒(00~99) 1/100秒は、前に分と秒がある必要があります(mm:ss.ssなど) |
08:01:01.01、08:01:01.02など |
.sss |
1/1000秒(000~999) 1/1000秒は、前に分と秒がある必要があります(mm:ss.sssなど) |
08:01:01.001、08:01:01.002など |
AM/PM |
12時間表記を使用する場合の午前と午後 時間が指定されている場合にのみ使用できます(hh AM/PMなど) |
8:01 AM 08:01:01.02 PM |
A/P
am/pm a/p |
AM/PMのその他の表記方法 |
08:01 A 08:01:01.02 pm 08:01:01.02 p |
経過時間は事象の期間を測定します。経過時間を示すには、最も大きな時間単位を角括弧([])で囲みます。たとえば、フォーマット[d].hh:mm:ssは経過時間を日、時間、分、および秒で表したものです。このフォーマットを列に割り当てて「1.10:23」と入力した場合、この値は1日10時間23分として解釈されます。このフォーマットを列に割り当てて「10:23」と入力した場合、この値は0日10時間と23分として解釈されます。
成分 | 経過時間の表示結果 | 例 |
---|---|---|
[d] | 日数。より小さな成分と組み合わせて使用する場合は、経過日数の後ろにピリオド(.)を付ける必要があります。
注この成分はExcelではサポートされていません。日数成分を含む経過時間データをExcelにコピーすると、日数は時間数に変換されます。 |
1(1日)、14.12(14日12時間) |
[dd] | 先頭にゼロがある日数。より小さな成分と組み合わせて使用する場合は、経過日数の後ろにピリオド(.)を付ける必要があります。 | 01(1日)、14.12(14日12時間) |
[h] | 経過時間の最も大きな単位としての時間数。より小さな成分と組み合わせて使用する場合は、経過時間数の後ろにコロン(:)を付ける必要があります。 | 1(1時間)、1:20(1時間20分) |
[hh] | 先頭にゼロがある、経過時間の最も大きな単位としての時間数。より小さな成分と組み合わせて使用する場合は、経過時間数の後ろにコロン(:)を付ける必要があります。 | 01(1時間)、01:20(1時間20分) |
h | 時間(0~23)。より小さな成分と組み合わせて使用する場合は、経過時間数の後ろにコロン(:)を付ける必要があります。 | 14.2:20(14日2時間20分) |
hh | 先頭にゼロがある時間数を表す数字(00~23)。より小さな成分と組み合わせて使用する場合は、経過時間数の後ろにコロン(:)を付ける必要があります。 | 14.02:20(14日2時間20分) |
[m] | 経過時間の最も大きな単位としての分数。より小さな成分と組み合わせて使用する場合は、経過分数の後ろにコロン(:)を付ける必要があります。 | 20:35(20分35秒) |
mm |
分(00~59)。より小さな成分と組み合わせて使用する場合は、経過分数の後ろにコロン(:)を付ける必要があります。 時間(hhまたはh)が指定されている場合にのみ使用できます。 |
14.12:20:35(14日12時間20分35秒) |
[s] | 経過時間の最も大きな単位としての秒数。より小さな成分と組み合わせて使用する場合は、経過秒数の後ろに小数点記号(.)を付ける必要があります。 | 35.4(35.4秒) |
ss |
秒(00~59)。より小さな成分と組み合わせて使用する場合は、経過秒数の後ろに小数点記号(.)を付ける必要があります。 分(mmまたは[m])が指定されている場合にのみ使用できます。 |
14.12:20:35.4(14日12時間20分35.4秒) |
.s |
1/10秒(0~9) 秒(ss)が指定されている場合にのみ使用できます。 |
14.12:20:35.4(14日12時間20分35.4秒) |
.ss |
1/100秒(00~99) 秒(ss)が指定されている場合にのみ使用できます。 |
14.12:20:35.44(14日12時間20分35.44秒) |
.sss |
1/1000秒(000~999) 秒(ss)が指定されている場合にのみ使用できます。 |
14.12:20:35.444(14日12時間20分35.444秒) |