Minitabで認識される日付・時刻フォーマット

日付・時刻データを入力して様々なフォーマットで表示できます。

Minitabでの日付値・時刻値の認識方法

Minitabでは、列に最初に入力した値に基づいてその列にデータ型(数値、テキスト、日付・時刻)が割り当てられます。列に日付型・時刻型が割り当てられるようにするには、最初の値が日付・時刻表示フォーマットとして認識される必要があります。Minitabでは、[コントロール パネル]の[地域と言語の設定]を含むほとんどの標準の日付・時刻表示フォーマットが認識されます。Minitabで認識されないフォーマットの日付値・時刻値を入力した場合、その列にはテキストまたは数値データ型が割り当てられます。

カスタム日付・時刻フォーマットを作成して列に割り当てることができます。「カスタム日付・時刻表示フォーマットの定義」を参照してください。

ヒント

列に割り当てられたフォーマットを確認するには、その列を右クリックし、列のフォーマットを選択します。フォーマットがカスタム日付形式に表示されます。

Minitabの日付・時刻フォーマット

Minitabでは、次のような多くの日付・時刻フォーマットが認識されます。次の表に、Minitabで認識されるフォーマットの一部を示します。
フォーマット 説明
d-mmmm-yy 日、完全な月の名前、2桁の年 5-January-14
mmmm d 完全な月の名前と日 January 5
d mm 日付と3文字の月 5 Jan
d mmmm yy 日、完全な月の名前、2桁の年 5 January 14
mmmm d, yy 完全な月の名前、日、2桁の年 January 5, 14
h:mm:ss.ss AM/PM 12時間表記(時、分、秒、AMまたはPM) 11:10:14.22 PM
[d].hh:mm:ss.sss 経過時間(日、時間、分、秒、ミリ秒) 12.5:23:14.235

上記のフォーマットの変形も認識できます。たとえば、mmmm d, yy(January 1, 14)とmmm dd, yyyy(Jan 1, 2014)のどちらでも認識できます。

日付またはAM・PMの表記なしに時間の成分を入力した場合、この値は12時間または24時間表記の特定時刻ではなく、経過時間として認識されます。たとえば、フォーマット化されていない列に「1:17」と入力した場合、この値は1時間17分の経過時間として認識されます。

地域設定による日付・時刻フォーマット

Minitabでは、Windowsの[コントロールパネル]の[地域と言語の設定]で指定された日付と時刻の短い形式と長い形式に基づいて、一部の日付・時刻フォーマットを認識します。たとえば、2014年1月12日に対するデフォルトの地域フォーマットは次の表で示します。
フォーマット 地域設定
m/d/yy 英語(米国) 1/12/14
yy/m/d 中国語、韓国語、日本語 14/1/12
d/m/yy 英語(英国)またはフランス語(フランス) 12/1/14

Minitabでは、2つの部分からなる日付は(年がなく月と日のみ)地域設定に基づいて解釈されます。たとえば、地域設定がm/d/yyまたはyy/m/dの場合、1/12は、その年の1月12日であると解釈されます。しかし、地域設定がyy/d/mの場合、2つの部分からなる日付1/12は、その年の12月1日であると解釈されます。2つの部分からなる日付で年が4桁のものは、常に月と年として解釈されます。