計算式を使用して、1つの列のデータを他の列のデータの関数として定義することができます。
たとえば、列名がLの列に長さ、列名がWの列に幅を記録すると、W*Lという計算式から自動的に領域を計算し、第3の列(領域)に保存させることができます。LやWの値が変わると、領域列も自動的に再計算されます。
計算式は個別のセルではなく列全体に割り当てられます。列に割り当てられている計算式がその同じ列を参照することは(直接または間接を問わず)できません。たとえば、2 * C1という計算式は列C1には割り当てられません。これはC1の各データ値は同時に元の値と2倍になった値にはなり得ないためです。
計算式が割り当てられている列は、列番号のセルに緑のチェックマークがつきます。
C1とC2にデータが保存されているとします。この2つの列の和をC3に保存し、2つの列の積をC4に保存します。C1またはC2が変更されるたびにC3とC4が自動的に再計算されるようにします。
列の計算式を確認するには、列番号セル内の計算式アイコンの上にカーソルを合わせます。ワークシート内のすべての計算式を確認するには、次の手順を実行します。
プロジェクト内の計算式が計算されるタイミングを制御することができます。
計算式が自動的に計算するように設定されていない状態でデータを変更した場合、列番号セル内のアイコンが黄色い三角に変わります。
Minitabのその後のセッションのデフォルト設定を変更するには、を選択します。