日付・時刻コマンドを使用して、日付・時刻列の値を切り捨てたり、日付・時刻列から成分をテキスト列や数値列に抽出したりします。
日付 時刻値を切り捨て、結果の値を日付 時刻列に保存します。たとえば、あるマネージャーは各売上の日付と時刻を記録していますが、そのデータを1日の売り上げごとにまとめます。マネージャーは日付・時刻データの四捨五入を使用して、時刻データを切り捨て、0にします。次のワークシートでは、日付 時刻列には元のデータが入っています。日付列には切り捨て後の日付 時刻が入っています。
C1-D | C2-D |
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日付と時刻 | 日付 |
2015/01/30 12:52:19 | 2015/01/30 0:00:00 |
2015/01/31 10:29:26 | 2015/01/31 0:00:00 |
2015/04/04 2:34:01 | 2015/04/04 0:00:00 |
2015/06/30 8:04:10 | 2015/06/30 0:00:00 |
日付・時刻データの四捨五入を使用すると、基になる日付・時刻値が変更されます。Minitabにおける日付・時刻データの詳細は、日付・時刻データを参照してください。
基になる値を変更せずに、データの表示方法だけを変更したい場合は、列のフォーマットを使用します。たとえば、年のみ、日付のみ、日付と時刻のみ、など表示方法を選択することができます。
日付 時刻列から指定した日付成分または時刻成分を数値列へコピーします。たとえば、マネージャーは日別の売り上げデータを記録していますが、週数で売り上げを調べたいと考えています。マネージャーは日付・時刻データを数値データとして抽出を使用して、週数を抽出します。次のワークシートでは、日付列には元のデータが入っています。週列には週数(数値データ)が入っています。
C1-D | C2 |
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日付 | 週 |
2015/01/30 | 5 |
2015/01/31 | 5 |
2015/04/04 | 14 |
2015/06/30 | 27 |
指定した日付または時刻成分をテキスト列へコピーします。たとえば、マネージャーは月別の売上高を記録していますが、会計四半期を棒グラフのカテゴリ変数に使用しようとしています。マネージャーは日付・時刻データをテキストデータとして抽出を使用して、四半期および年成分を抽出します。次のワークシートでは、日付列には元のデータが入っています。四半期列には四半期および年(テキストデータ)が入っています。
C1-D | C2-T |
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日付 | 四半期 |
2015/01/30 | Q12015 |
2015/01/31 | Q12015 |
2015/04/04 | Q22015 |
2015/06/30 | Q22015 |
基になる値を変更せずに、ワークシートの日付・時刻データの表示方法だけ変更したい場合は、列のフォーマットを使用します。