データに最も適したモデル関係を判定し、関係の強さを評価します。
特定のモデルの適合値がどの程度データに適しているかを視覚化するには、適合回帰線を持つ散布図を作成します。
データがモデルに適合しそうな場合は、回帰分析を使用して、関係を探ることができます。
線形(直線)の関係の強さを計るために、相関分析を用います。
歪んだデータとマルチモーダルデータは、データが正しくない可能性を示します。外れ値は、データの他の条件を示していることがあります。
データが歪んでいる場合、ほとんどのデータがグラフの上下に位置していることになります。歪みはデータが正規に分布されていない可能性を示唆しています。周辺散布図では、周辺部のグラフに歪みのあるデータの指標があるかを確認します。
データの歪みが不自然だと思ったら、可能な原因を調査します。歪みのひどいデータを分析する場合は、分析のデータに関する考慮事項のトピックを読んで、正常でないデータを使おうとしているのかを確認します。
外れ値は、他の大部分のデータから離れているデータ値のことで、分析の結果に大きな影響を及ぼします。周辺散布図では、周辺部の散布図とグラフで外れ値を確認します。
外れ値がある場合は、その原因を特定してください。データ入力や測定の誤差はすべて修正します。異常な1回だけの事象(特殊原因)に関連付けられたデータ値を除外することを検討してください。それから、分析を繰り返します。
マルチモーダルデータには、1つ以上のピークがあります(ピークはデータセットのモードを示します)。マルチモーダルデータは、一般的に、データが1つ以上のプロセスまたは複数の温度などの条件から収集される場合に、発生します。
観測値をグループに分類可能な追加情報がある場合、追加情報を持つグループ変数を作成できます。その後、ヒストグラムまたはドットプロットを作成して、グループ変数でデータの頂点を説明できるかどうかを判断できます。