個別値プロットの概要

個別値プロットを用いて、サンプルデータの分布を評価、比較します。個別値プロットは、グループで各観測の実値のドットを示し、外れ値を見つけやすく、分布の広がりを見やすくします。個別値プロットは、サンプルサイズがおおよそ50より小さい場合に最適です。

箱ひげ図同様、個別値プロットは潜在的な外れ値を特定し、データの分布を視覚化するのに役立ちます。ただし個別値プロットは箱ひげ図とは違い、各値を別々に表示します。これは、特に観測値数が比較的少ない場合、または各観測値の効果を評価することが重要な場合に有益です。

たとえば、技師が個別値プロットを作成して、異なる添加剤で作られたプラスチック・サンプルの弾力性を比較するとします。

このグラフの場所

個別値プロットを作成するには、グラフ > 個別値プロットを選択します。

代替グラフを使用する場合

個別値プロットは、サンプルサイズが約50未満の場合に最適です。サンプルが大きすぎると、プロット上のデータ点が密集しすぎて、分布の評価が難しくなる可能性があります。サンプルサイズが50より大きい場合、代わりに箱ひげ図ヒストグラムの使用を検討してください。