適合線とグループを使用したヒストグラムの例

ある品質エンジニアが、2社の供給業者からのピストンを比較したいと考えています。エンジニアは、各供給業者からの100個のピストンのランダムサンプルの長さを測定します。 エンジニアは、適合およびグループを使用したヒストグラムを作成してサンプルデータの分布を比較します。

  1. サンプルデータを開く、ピストン長.MTW.
  2. グラフ > ヒストグラム > 適合およびグループを選択します。
  3. グラフ変数長さを入力します。
  4. グループ(カテゴリ)変数 (0~3)供給業者を入力します。
  5. OKをクリックします。

結果を解釈する

供給業者Aのピストンは供給業者Bのピストンより短いように見えます。このことは、表の平均(それぞれ599.5と600.2)と、適合された正規分布の各頂点の位置関係によって示されています。供給業者Bのサンプルの標準偏差(1.874)は、供給業者Aの標準偏差(0.6193)よりもかなり大きいです。そのため、供給業者Bの適合分布は、より低く、より幅広くなっています。

異なる分布とパラメータの指定方法については、適合分布線を参照します。