百分位ラインは確率プロットと経験CDFプロットのみで利用できる特殊な参照線です。百分位ラインには適合分布線で交わる二つの線分があります。1本目の線分はデータスケールと交わるように描かれ、もう一方はグラフ上のほかのスケールと交わるように描かれます。このもう一方のスケールは選択したオプションに応じてパーセントスケール、確率スケール、スコアスケールのいずれかになります。
百分位ラインはよく、テストスコアの評価に利用されます。例えば、第95番百分位数のテストスコアを知りたい場合、95%に百分位ラインを追加します。Minitabが対応するデータ値を計算します。逆に、データ値に百分位ラインを追加すると、Minitabは対応するパーセントを計算します。
第95百分位数に順位付けられた従業員の試験の得点は31.64でした。つまり、95%の従業員のテストの得点が31.64以下であるということです。
得点27は第70百分位数より若干高くなっています。70%よりわずかに多い従業員のテストの得点が27以下だということになります。
確率プロットと経験CDFプロットを作成する際に百分位ラインを追加することができます。
確率プロットと経験CDFプロットに百分位ラインを追加できます。
百分位ラインの色、サイズ、線の種類やラベルを編集することができます。
デフォルトで、百分位ラインはX軸とY軸にラベルがあります。初めてラインをクリックすると、両方のラベルが選択されます。同じラベルを再度クリックすると、そのラベルのみが選択されます。(詳細は、グラフ上のグループおよび単一項目を選択するを参照してください。)
クリックとドラッグでラベルを移動させます。