データラベルは各データがグラフで何を表しているのかを示すための情報です。グラフが異なれば、表示されるデータの種類も異なります。このため、グラフによっては使用できないデータラベルオプションもあります。例えば、ヒストグラムのバーにワークシートの行番号をラベルとしてつけることはできません。通常、データラベルはグラフの変数ですが、カスタムラベルの列を指定することができます。
ほとんどのMinitabグラフにデータラベルを追加できます。
既存のグラフにデータラベルを追加できます。
Y値、行数、列の値を持つデータ表示にラベルをつけます。たとえば、次のヒストグラムのバーは、バーごとの正確な度数値でラベルをつけます。
C1 | C2 | C3 |
---|---|---|
X | Y | サイズ |
6.8 | 2.5 | 9.5 |
9.7 | 9.5 | 1.2 |
9.0 | 3.3 | 8.5 |
... | ... | ... |
C1 | C2 | C3 |
---|---|---|
全体MPG | 燃料 | 燃料ラベル |
19.25 | 1 | 気体 |
39.55 | 2 | ハイブリッド |
25.50 | 1 | |
41.20 | 2 | |
... | ... |
円グラフの分割にカテゴリ名、度数、またはパーセンテージを使用してラベル付けします。分割のラベルから線を引っ張ることもできます。例えば、次の円グラフはアンケート回答者が保有しているクレジットカード数を示しています。ラベルは各分割のパーセンテージです。線を引っ張ることにより、ラベルとそれぞれの分割の関連が見やすくなります。
分割ラベルまたは表示タブで、次のラベルオプションを選ぶことができます。
1つ以上のデータ表示要素にY値、行番号、列の値でラベルをつけます。例えば、次の箱ひげ図の外れ値にはそれに対応する行番号がラベル付けされています。正中線は中央値(Y値)でラベル付けされます。
周辺分布図を作成する際、ヒストグラムのバーにラベル付けして各ビンの度数を表示させることができます。ダイアログボックスでラベルをクリックします。ヒストグラムラベルタブで、ヒストグラムのバーをy-値でラベル付けを選択します。
既存の周辺分布図にはデータラベルを追加することができません。
データラベルを追加した後で、それらを編集することができます。
クリックとドラッグでラベルを移動させます。