グラフのサイズを変更する

グラフのサイズを変更するには、グラフの右下隅、右端、下部をドラッグします。グラフのアスペクト比を修正するには、Shiftキーを押したまま右端または下部にドラッグします。

グラフのサイズを修正する方法

グラフのサイズを変更するには以下の手順を行います。
  1. グラフをダブルクリックします。
  2. グラフの領域または図の領域をダブルクリックして、グラフと図領域の編集ダイアログボックスを開きます。
  3. グラフサイズタブで、使用したいサイズ設定を選択します。

今後のすべてのグラフに対するサイズを変更するには、ファイル > オプション > グラフィックス > グラフサイズを選択し、新しいデフォルトのサイズを指定します。

アスペクト比について

アスペクト比とは、1つの幾何学的図形の異なる向きの寸法を比較するときに求められる比率です。たとえば、正方形の幅と高さは等しいため、そのアスペクト比は1:1です。Minitabのグラフのデータ領域のアスペクト比の多くは1.5:1ですが、これは、幅が高さの1.5倍であることを意味します。

グラフの各辺の長さを変更することによってグラフのアスペクト比を変更できます。グラフのアスペクト比の変更は、工程に関する知識に基づいて行ってください。片方の軸をもう一方よりも長くすると、その方向に向かって発生する変更が強調されます。1つの軸をもう一方よりも短くすると、その方向に向かって発生する変更が少なくなります。このような調整を行うことでデータをより適切に表現できる場合もありますが、誤った使い方をするとデータが正しく表現されなくなる場合があります。

アスペクト比の変更の例

食料品店では、数多くの商品が計り売りされています。次の散布図は、パッケージに表示されている重さと商品の実際の重さとの関係を表したものです。

アスペクト比1.5:1のグラフ

x軸とy軸のスケール範囲は同じで0~10ポンドですが、軸は等しくありません。このスケールは似た単位の同じ範囲を表しているので、軸を等しくしたくなるかもしれません。

アスペクト比1:1のグラフ

アスペクト比を1:1にすると、軸は等しくなり、どちらの軸で1ポンドの変化があっても、点は同じ距離だけ移動するように表示されます。

長方形のグラフを正方形のグラフ(アスペクト比1:1)に変更する

以下の手順は2次元のグラフに当てはまります。3D曲面プロットまたは3D散布図のアクペクト比を変更する手順については、3D散布図および3D曲面プロットの表示オプションを選択するに移動して[3Dボックスを編集する]をクリックしてください。
  1. グラフをダブルクリックします。
  2. データ領域の外側のグラフをダブルクリックして、グラフと図領域の編集ダイアログボックスを開きます。
  3. グラフサイズタブで、サイズ(インチ)の下のカスタムを選択します。
  4. 高さに同じ数値を入力します。たとえば、両方に「8」と入力します。OKをクリックします。
  5. グラフのデータ領域をダブルクリックして、データ領域を編集するダイアログボックスを開きます。
  6. Locationタブで、カスタムを選択します。
  7. X最小とY最小に同じ値(たとえば「0.1」)を入力します。X最大とY最大に同じ値(たとえば「0.9」)を入力します。 値は0~1の範囲で指定します。