上記のグラフは、グラフメニューを使用して作成した場合にのみ編集 できます。統計メニューのコマンドを使用して生成されたグラフは編集できません。
Webアプリで上記のグラフを編集するには:
テキスト注釈オプションには、タイトル、サブタイトル、脚注、軸ラベルがあります。グラフのデフォルトのタイトルは、グラフとグラフに示される変数を表しています。デフォルトでサブタイトルや脚注がつくグラフもあります。
箱ひげ図、区間プロット、および個別値プロットに表示されるデータは変更できます。
データに正数でない値が含まれる場合、対数スケールは使用できません。
ビンとは、サンプルデータをグラフ用に並べ替えるために使用する、等間隔の区間のことです。Minitabのヒストグラムプロットでは、各ビンに分類される値の数をプロットします。
ビンは中点(中央値)またはカットポイント(境界)で定義できます。区間定義の方法を変えると、グラフの外観が変わります。
ビンの数は、グラフの外観に影響します。ビンの数が少なすぎると絞り込みが不十分なグラフになり、データをうまく表せません。ビンの数が多すぎると、値がないビンが多くなるなど細かすぎるグラフになります。
たとえば、次のヒストグラムは同じデータを表していますが、ビンの数が異なります。Minitabでは、最適なビン数を自動的に計算して使用します。中央のグラフ(15ビン)が、このデータに対するデフォルトになっています。
Y軸の値は、推定累積確率を表します。値xの累積確率は、母集団から取得されたランダム観測値がx以下になる確率です。
メディアンランク法(ベナード(Benard)法とも呼ばれる)を使用して、観測値ごとの累積確率(r)を推定します。
r = (i – 0.3) / (n + 0.4)
この式で、iは標本内の観測値の順位で、nは標本内の観測値の合計数です。標本内の最小の値はi = 1、最大の値はi = nです。
Y軸の値は、逆累積確率を表します。
正規分布と対数正規分布のスコア値は、標準正規分布を使用して計算されたrの逆累積確率です。
指数分布とワイブル分布のスコア値は、LN(−LN(1−r))(LNは自然対数関数)として計算されます。
棒グラフのYスケールをパーセントスケール、累積スケールまたはその両方に変更できます。
図全体または特定の変数のカテゴリ内でパーセントと積み重ね水準を計算するかどうかを指定できます。
棒グラフの棒の順序、円グラフのスライスの順序を変更できます。
グラフ上の適合回帰直線は、データの回帰式を表します。適合分布線を使用して、サンプルデータが特定の理論的分布にどの程度適合するかを評価します。
Minitab Webアプリでは、散布図、ヒストグラム、および確率分布プロットの分布適合を追加または編集できます。利用可能な分布の詳細については、 適合線の分布を参照してください。
参照ラインとは、到達値や境界を示すために、グラフのデータ領域全体にわたって引かれた水平方向または垂直方向の線です。
グリッド線は、主目盛と補助目盛の位置に背景グリッドを提供し、グラフ上の参照点を提供します。
データラベルは各データがグラフで何を表しているのかを示すための情報です。グラフが異なれば、表示されるデータの種類も異なります。データラベルは、グラフで使用される変数とデータに基づいています。
Minitabデスクトップアプリでは、カスタムラベルの列を指定できます。
多くのグラフでは、垂直または水平方向の表示方向を指定できます。