ファイルを開く

Minitab上で直接Minitabファイル、Microsoft® Excelファイルやテキストファイルを開くことができます。Minitabは最大4000列までインポートできます。Minitabでインポートできるセル数は、使用可能なメモリアドレススペースによって制限されます。

ファイルを開くと、そのファイルの内容はプロジェクトにコピーされます。よって、プロジェクト内でデータまたはグラフを変更しても、元のファイルには影響しません。

Excelファイル(XLS、XLSX、XML)を開く

Excelファイルに複数のシートが含まれている場合は、各シートのインポートを別々に制御できます。

WEBアプリでは、XLSファイルとXMLファイルを開くことはできません。

  1. ファイル > 開くを選択します。
  2. Excelファイルを参照して選択します。
  3. 開くをクリックします。
    Excelファイルを開くダイアログボックスには先頭のExcelシートが表示されます。各シートはそれぞれタブで分かれています。
  4. シートごとに、以下の手順を実行します。
    • Excelファイルに複数のシートが存在し、インポートしたくないシートがある場合はこのシートをインポートの選択を解除します。
    • 不要な行をインポートしない場合は、開始する行をインポートする最初の行に入力します。
    • インポートするデータの最初の行に列名が含まれている場合は、データに列名を含めるを選択します。
    • 列をインポートしない場合は、その列のチェックボックスをオフにします。
    • 列のデータ型を変更するには、ドロップダウンリストから別のデータ型(数値テキスト日付・時刻)を選択します。
    • Minitabワークシートのプレビューを表示するには、[Minitabワークシートをプレビュー]をクリックします。
  5. 開いているファイルのデータクリーニング設定のいずれかを変更するには、オプションをクリックします。
    • ファイルで欠損データを表す値は何ですか?Minitabでは、欠損値が数値または日付/時刻の場合は「*」、テキスト値の場合は空白スペースで表されます。ファイルがこの規則に従っていない場合、数値列テキスト列の欠損値規則を指定します。たとえば、999を入力すると、999のインスタンスがすべて欠損値記号「*」に変換されます。
    • 空白行をインポートしない: 空白行をインポートしない場合に選択します。
    • 欠損値を追加してすべての列で行数を同じにする: すべての列の行数が同じになるように、短い列に欠損値を追加する場合に選択します。
    • 印刷不可文字と余分な空白を削除: テキスト列から印刷できない文字や余分なスペースを削除する場合は、このオプションを選択します。外部ソースからテキストをインポートするときに、テキスト内に印刷できない文字が埋め込まれる場合があります。単語間の単一のスペースは削除されません。
    • 大文字・小文字の不一致を修正する: テキスト値に最初に出現する大文字・小文字の設定を、列内の一致する値すべてに適用することにより、テキスト列での大文字・小文字の不一致を修正する場合に選択します。このオプションは、列に含まれるデータにのみ適用され、列名には適用されません。たとえば、列の最初の3つの値がRed red REDの場合にこのオプションを選択すると、Red Red Redとしてインポートされます。
  6. 各ダイアログボックスのOKをクリックします。
ヒント

インポートファイルのデフォルトの設定を変更するには、ファイル > オプション > 開くを選択します。

テキストファイル(CSV、TXT、DAT)を開く

Minitabでは、テキスト形式(ANSIまたはUnicode)のファイルを開くことができます。ファイルの拡張子は、.txt(テキスト)、.dat(データ)、または.csv(カンマ区切り値)です。ドロップダウンリストにない拡張子のファイルに含まれるデータを使用する場合は、そのデータをテキストファイルとして保存してからインポートします。ほとんどのアプリケーションでテキストファイルを作成できます。

  1. ファイル > 開くを選択します。
  2. テキストファイルを参照して選択します。
  3. 開くをクリックします。
    テキストファイルを開くダイアログボックスには、テキストファイルが表示されます。
  4. インポートする最初の行インポートする最後の行でインポート対象の行の範囲を指定します。
  5. インポートするデータの最初の行に列名が含まれている場合は、データに列名を含めるを選択します。
  6. フィールド区切り文字から、テキストファイル内の値を区切る文字を選択します。カスタムを選択した場合は区切り用の文字を入力します。Minitabでは、区切り文字が2つ続いた場合は欠損値として解釈されます。
  7. テキスト修飾子から、テキスト値のまとまりを囲む文字を選択します。テキスト修飾子は、テキスト値にフィールド区切り文字が埋め込まれている場合のみ必要です。たとえば、フィールド区切り文字がスペースで、テキスト値がJohn Smithであるとすると、このテキスト値はテキスト修飾子で囲む必要があります。
  8. 小数点セパレータから、数値の整数部分と小数点以下の部分を区切るために使用する文字を選択します。 デフォルトでは、コンピュータの地域設定で指定されているセパレータが使用されます。
  9. 列をインポートしない場合は、その列のチェックボックスをオフにします。
  10. 列のデータ型を変更するには、ドロップダウンリストから別のデータ型(数値テキスト日付・時刻)を選択します。
  11. Minitabワークシートのプレビューを表示するには、[Minitabワークシートをプレビュー]をクリックします。
  12. 開いているファイルのデータクリーニング設定のいずれかを変更するには、オプションをクリックします。
    • ファイルで欠損データを表す値は何ですか?Minitabでは、欠損値が数値または日付/時刻の場合は「*」、テキスト値の場合は空白スペースで表されます。ファイルがこの規則に従っていない場合、数値列テキスト列の欠損値規則を指定します。たとえば、999を入力すると、999のインスタンスがすべて欠損値記号「*」に変換されます。
    • 空白行をインポートしない: 空白行をインポートしない場合に選択します。
    • 欠損値を追加してすべての列で行数を同じにする: すべての列の行数が同じになるように、短い列に欠損値を追加する場合に選択します。
    • 印刷不可文字と余分な空白を削除: テキスト列から印刷できない文字や余分なスペースを削除する場合は、このオプションを選択します。外部ソースからテキストをインポートするときに、テキスト内に印刷できない文字が埋め込まれる場合があります。単語間の単一のスペースは削除されません。
    • 大文字・小文字の不一致を修正する: テキスト値に最初に出現する大文字・小文字の設定を、列内の一致する値すべてに適用することにより、テキスト列での大文字・小文字の不一致を修正する場合に選択します。このオプションは、列に含まれるデータにのみ適用され、列名には適用されません。たとえば、列の最初の3つの値がRed red REDの場合にこのオプションを選択すると、Red Red Redとしてインポートされます。
  13. 各ダイアログボックスのOKをクリックします。
ヒント

インポートファイルのデフォルトの設定を変更するには、ファイル > オプション > 開くを選択します。

Minitabファイル(MPX、MPJ、MWX、MTW)を開く

Minitabプロジェクトファイル(MPX,MPJ)、ワークシートファイル(MWX、MTW)を開くには、ファイル > 開くを選択し、ファイルを参照して選択します。

Minitabサンプルデータセットを開くには、https://support.minitab.com/datasets/を選択します。

Minitab 19および出力のタブ化がリリースされたので、プロジェクトをMPXファイルとして、ワークシートをMWXファイルとして保存できます。タブ化された出力をサポートしていないMinitabバージョンではMPXやMWXのファイルを開くことはできません。Minitabバージョン16、17、18のプロジェクト(MPJ)またはワークシート(MTW)を開くことができます。

Minitabプロジェクトに保存されたワークシートを開く

Minitabプロジェクトに保存されたワークシートをプロジェクトファイルを開かずに表示するには、次の手順を実行します。

  1. ファイル > 開くを選択します。
  2. ファイルタイプのドロップダウンリストから、Minitabワークシートを選択します。
  3. プロジェクトファイル(MPXまたはMPJ)を参照して選択し、開くをクリックします。
  4. 開きたいワークシートを1つまたは複数選びます。 ワークシートの詳細を確認するには次のことを行ってください。
    • プレビューをクリックしてMinitab上でワークシートがどのように表示されるかを確認します。
    • ワークシートについての記述がある場合は、説明をクリックして閲覧します。
  5. OKをクリックします。

オンライン リポジトリから開く

Microsoft OneDrive®とGoogle Drive™からファイルを開くことができます。デスクトップアプリでファイル > リポジトリから開く、WEBアプリでファイル > 開くを選択します。Microsoft OneDrive®またはGoogle Drive™のいずれかを選択するように求められます。

Google Sheets™ファイルを開きます

Minitabウェブアプリで Google Sheets™ ファイルを開き、Minitabプロジェクトの一部として保存できます。Minitabのデータに加えた変更は、元のGoogle Sheets™ファイルには影響しません。

Google Sheets™ファイルをインポートすると、各列の最初の行が列の名前としてインポートされます。Minitabは、テキスト、数値、および日付/時刻データの列を認識してインポートします。

  1. ファイル > 開く > ワークシート を選択します。
  2. Google Drive™を選択し、OK をクリックします。
  3. インポートする Google Sheets™ ドキュメントに移動して、選択 をクリックします。