ODBCを使用し、AccessやSQLなどのデータベースアプリケーションからデータをMinitabにインポートして分析します。ODBCでは、インポートするデータのサブセットを指定できます。たとえば、ある技術サポート部門で、データベースを使用して毎日の電話、ボイスメール、および電子メールを追跡していたとします。ODBCを使用することで、特定範囲の日付データをMinitabにインポートして分析できます。
また、ODBCのリンクは動的ではありません。データを交換するときはコマンドを毎回実行する必要があります。ただし、ODBCのクエリはマクロに組み込むことができ、同じ処理を簡単に繰り返すことができます。
MinitabでODBCを使用するには、コンピュータに次のアイテムが必要です。詳細は、データベースシステム管理者にお問い合わせください。
Windows ODBCデータソースアドミニストレータを使用してシステムDSN(マシンデータソース)を作成するには、Minitabのバージョンのビット数に一致するODBCデータソースアドミニストレータを使用する必要があります。
データベースレコードは行としてインポートされます。レコード内のフィールドは列としてインポートされます。インポートしたデータは、ワークシートの既存データの右側に置かれます。次の表は、フィールドの型と変換後の列の型との関係をまとめたものです。
データベースフィールドの型 | Minitab列の型 | 注意 |
---|---|---|
メモ型およびテキスト型 | テキスト | Minitabでは80文字を超える値は切り詰められます。 |
数値型、通貨型、およびカウンタ型 | 数値 | |
はい・いいえ | 数値 |
「Yes」の値は1に変換されます。 「No」の値は0に変換されます。 |
論理型(真/偽) | 数値 |
真の値は1に変換されます。 偽の値は0に変換されます。 |
日付/時刻 | 日付/時刻 |