1回限りのデータ転送の実行(外部データの取得

重要

Windows Vista以降、Microsoftはネットワーク上のDDEをサポートしていません。しかしローカルコンピューター上であればDDEリンクを作成できます。

1回限りのデータ転送(「コールドリンク」とも呼ばれる)を使用すると、元のデータが変更されても自動的に更新されないデータをMinitabにインポートすることができます。コピーと貼り付けまたは各種マクロの代わりに、このDDEコマンドを使うことができます。このダイアログではセッションコマンドが生成されません。

1回限りのデータ転送の場合は、DDEリンクを使うよりも、単純にデータをコピー/貼り付ける方が簡単な場合が多くあります。

  1. 編集 > ワークシートリンク > 外部データの取得を選択します。
  2. アプリケーションに、リンクさせるアプリケーションの名前を入力します。 通常、アプリケーションの名前はプログラムを起動する.EXEファイルの名前から.EXE拡張子を取ったものです。
  3. トピックに、データが含まれるファイルまたはドキュメントの名前を入力します。 トピック名は、アプリケーションのタイプによって決まります。文書やデータファイルを使うアプリケーションでは、多くの場合トピックはファイル名になります。たとえば、Microsoft Word文書のトピックは、mywork.docxになります。ファイル名には、C:\MYWORK\MYWORK.DOCXのようにパスを含むこともできます。1つのファイルに多くの文書またはサブウィンドウを含めることができる場合、トピックは角括弧で囲まれたファイル名となり、その後に文書名またはウィンドウ名が続きます。たとえば、Minitabのプロジェクトには多くのワークシートが含まれるので、一般的なトピックは[minitab]ワークシート1になります。
  4. 項目に、特定のデータに対するIDを入力します。 項目のIDは、アプリケーションのタイプによって決まります。Minitabでは、項目は常に行/列の位置またはR4C1:R4C2の形式で表された長方形の領域を示します。たとえば、すべてのMinitabの列1を使用する場合はC1を、行4列1のセルを使うにはR4C1を入力します。ほとんどのスプレッドシートでは、この形式に近い形が使われています。
  5. アンカー列に、ワークシートでデータを貼り付けたい最初の列の番号を入力します。 指定するのは最初の列だけです。項目がデータの複数列を参照する場合、他の列がアンカー列の後に挿入されます。
  6. メソッドを更新するで、Minitabにデータを入力する方法を選択します。
    • 追加する:列(複数可)の末尾にデータを追加します。
    • 位置指定置換:列(複数可)の内容を新しいデータに置き換えます。
  7. OKをクリックします。