この関数を使用するには、を選択します。
日付/時刻値の時刻部分を抽出します。たとえば、「1/6/16 10:23」の時刻部分は「10:23」になります。この関数は、マクロや計算式で便利です。
TIME(number_or_text)
number_or_textに、「3/6/09 10:23」のようなデフォルトの日付/時刻フォーマットのテキスト文字列、日付/時刻値を含む列、または日付/時刻値の数値表現を入力します。
結果を列に保存する場合、出力は日付/時刻フォーマットになります。結果を定数に保存する場合は、出力は日付/時刻値の数値表現になります。
計算機の式 | 結果 |
---|---|
TIME("5/11/14 12:55:35 PM") | 12:55:35 PM |
TIME(0.471543) | 11:19:01 AM |
たとえば、診療所の責任者が患者の待ち時間を分析するとします。列C2の現在のデータには、各患者の到着日付と時刻が記載されていますが、分析で必要なのは時刻の部分だけです。式TIME(C2)を入力し、結果をC3に保存します。
C2-D | C3-D |
---|---|
到着時刻 | TIME値 |
1/12/2006 8:15 AM | 8:15:00 AM |
1/24/2006 10:35 AM | 10:35:00 AM |
1/13/2006 2:16 PM | 2:16:00 PM |
1/10/2006 3:10 PM | 3:10:00 PM |
1/14/2006 9:31 AM | 9:31:00 AM |
1/4/2006 4:42 AM | 4:42:00 AM |
1/10/2006 2:11 PM | 2:11:00 PM |
1/24/2006 3:15 PM | 3:15:00 PM |
1/23/2006 7:45 AM | 7:45:00 AM |
1/12/2006 1:17 PM | 1:17:00 PM |
次に、午後1:00以降の受診予約を調べるとします。式TIME(C2)>= TIME("1:00:00 PM")を入力し、結果をC4に保存します。入力値以上の値では1、入力値未満の値では0が返されます。
C2-D | C3-D | C4 |
---|---|---|
到着時刻 | TIME値 | 午後1時以降? |
1/12/2006 8:15 AM | 8:15:00 AM | 0 |
1/24/2006 10:35 AM | 10:35:00 AM | 0 |
1/13/2006 2:16 PM | 2:16:00 PM | 1 |
1/10/2006 3:10 PM | 3:10:00 PM | 1 |
1/14/2006 9:31 AM | 9:31:00 AM | 0 |
1/4/2006 4:42 AM | 4:42:00 AM | 0 |
1/10/2006 2:11 PM | 2:11:00 PM | 1 |
1/24/2006 3:15 PM | 3:15:00 PM | 1 |
1/23/2006 7:45 AM | 7:45:00 AM | 0 |
1/12/2006 1:17 PM | 1:17:00 PM | 1 |