この関数を使用するには、計算 > 計算機を選択します。

順列とは、グループの対象を繰り返すことなく順に並べたものです。たとえば、文字列abcは同じ文字を繰り返すことなく、6通りの並べ替えができます。この6通りの順列は、abc、acb、bac、bca、cab、cbaとなります。

順列関数を使用すると、n個の項目から1回にk個を選択したときの順列の数を計算できます。順列は、2種類の結果だけが表れる実験(二項測定)での事象の確率を計算するのに使用します。

構文

PERMUTATIONS (number of items, number to choose)

number of itemsnumber to chooseに数値または列を指定します。number of itemsは1以上、number to chooseは0以上を指定する必要があります。

10名がコンテストに参加するとします。順位が重要な場合、1位、2位、3位を決定する方法は何通りあるかを調べます。

計算機の式 結果
PERMUTATIONS (10,3) 720

計算式

n個の項目から1回にk個を選択したときの一般的な順列の数の計算式は次のとおりです。

その他の用途

また、文字または桁のグループで何通りの並べ替えができるかを計算するのにも使用できます。これは、コード化に応用されます。組み合わせと順列は組み合わせ論とも呼ばれ、ネットワーク工学、コンピュータサイエンス(暗号化技術)、分子生物学(パターン解析)、およびその他の分野で重要な役割を果たしています。