レイニー・Pの管理図の主要な結果を解釈する

Laney P'管理図を解釈するには、次の手順を実行します。主要な出力には、P'管理図とテスト結果が含まれます。

ステップ1: 不良品の比率が管理されているかどうか判断する

Laney P'管理図は、従来のP管理図に似ています。どちらの管理図であっても、工程で発生する不良品の比率を監視できます。ただし、データが過分散や過小分散になっている場合は、Laney P'管理図を使用するほうが一般原因による変動と特殊原因による変動を正確に区別できます。

過分散の場合には、従来のP管理図での管理限界外の点の数が増える可能性があります。一方、過小分散の場合には、従来のP管理図での管理限界外の点の数が過度に少なくなる可能性があります。Laney P'管理図では、これらの状態が調整されます。詳細は、過分散と過小分散を参照してください。

赤の点は、サブグループが特殊原因についてのテストの1つ以上で不合格となり、正常に管理されていないことを示しています。同時に複数のテストで不合格となった場合は、その中で最も小さいテスト番号のみが表示されます。管理図に管理外の点がある場合は、それらの点を調査します。

管理外の点が特殊原因による場合、それらの点を計算から除外することを検討します。詳細は、レイニー・Pの管理図のパラメータを推定するサブグループを指定するを参照してください。

次のLaney P'管理図の例を考えてみます。Sigma Z値(およそ2.2)は1より大きくなっており、過分散を調整するため、Laney P'管理図での管理限界が従来のP管理図での管理限界よりも広くなっていることを示しています。サブグループ31の不良率は管理外です。赤い点にポインタを置くと、そのサブグループの詳細が表示されます。そのサブグループでの不良品の比率が異常に高いことに寄与したと考えられる特殊原因を特定する必要があります。

ステップ2:各検定で不合格となった点を特定する

特殊原因についての検定に失敗したサブグループを調べます。デフォルトでは、管理限界の外にある点を検出する検定1のみが行われます。追加の検定を行うと、点は複数の検定で不合格となる可能性があります。次に示すように、出力には各検定で具体的にどの点が不合格となったかが表示されます。

これらの結果はサブグループ31が検定1に不合格となったことを示します。

検定1。1点が中心線から3.00標準偏差を超えています。 検定が不合格となった点: 31 * 警告 * 新しいデータでグラフが更新された場合、上記の結果が正しくなくなることが あります。

同時に複数の検定を使用すると、より感度の高い管理図が作成されます。ただし、誤った警告の割合も上がるため、不必要に目立ってしまう可能性があります。

各テストの詳細、およびそれらの検定を使用する場合については、管理図での特殊原因についての検定の使用を参照してください。

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