ゲージR&R(繰り返し性と再現性)分析とは

ゲージR&R分析は、次を調査するのに役立ちます。
  • 繰り返し性: 測定システムの変動のうち、どの程度が測定装置によって引き起こされているか。
  • 再現性: 測定システムの変動のうち、どの程度が測定者間の差によって引き起こされているか。
  • 測定システムの変動が工程変動に比べて小さいかどうか。
  • 測定システムには、異なる部品間の違いを識別する能力があるかどうか。

たとえば、数人の測定者がねじの直径を測定し、ねじが規格を満たしているかどうかを確認します。ゲージR&R分析(統計 > 品質ツール > ゲージ分析)は、各検査者による同じ部品の測定値が一貫しているかどうか(繰り返し性)、および検査者間の変動が一貫しているかどうか(再現性)を示します。

繰り返し性と再現性の例

繰り返し性と再現性は、測定システムの精度の2つの成分です。繰り返し性と再現性にアクセスするには、ゲージR&R分析(統計 > 品質ツール > ゲージ分析)を使用します。

繰り返し性
繰り返し性は、測定装置に起因する変動です。これは、同じ測定者が同じゲージを使用して同じ条件で同じ部品を何度も測定した場合に観測される変動です。
測定者1が、ゲージAを使用して1つの部品を20回測定し、次にゲージBを使用して同じ部品を測定します。

実線はゲージAの測定値です。点線はゲージBの測定値です。ゲージAは変動が少ないため、ゲージBよりも繰り返し性が高いと言えます。

再現性
再現性は、測定システムに起因する変動です。これは、異なる測定者が同じゲージを使用して同じ条件で同じ部品を何度も測定した場合に観測される変動です。
測定者1、2、3が、同じゲージを使用して同じ部品を20回ずつ測定します。

3本の線は、測定者1、2、3の測定値です。測定者1と2の間の平均測定値の変動は、測定者1と3の間の変動よりかなり小さくなっています。したがって、ゲージの再現性は低すぎます。

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