枝分かれ因子と交差因子とは

2つの因子のうち、片方の因子の各水準が、他方の因子の各水準との組み合わせで出現している場合、これらの因子は交差しているといいます。

たとえば、分析で交差因子を使用する場合は、同じ三人の測定者が両方の機械の表面仕上げを検査します。

2つの因子のうち、片方の因子の水準が類似しているが同一ではなく、それぞれが他方の因子の異なる水準との組み合わせで出現する場合、これらの因子は枝分かれしているといいます。

たとえば、機械1が1つの場所にあり、機械2が別の場所にある場合、各機械には異なる測定者がいます。

固定因子と変量因子とは

カテゴリ因子は、固定の場合と変量の場合があります。一般に、因子の水準が実験者によって制御される場合、その因子は固定です。一方、因子の水準が母集団からランダムに抽出される場合、その因子は変量です。

たとえば、3つの水準がある測定者因子があるとします。3人の測定者を意図的に選択し、結果をこれらの測定者にのみ適用する場合、この因子は固定です。しかし、これら3人の測定者が多数の測定者の中からランダムに抽出されたもので、結果をすべての測定者に適用する場合は、この因子は変量となります。

交差、枝分かれ、拡張のうち、どのゲージR&R分析を使用するのか

特定の因子タイプおよび因子数を対象に計画されたゲージR&R分析を使用します。
交差ゲージR&R分析
交差分析では、各測定者が各部品を測定します。この分析では各測定者が同じ部品を複数回測定するので、「交差」と呼ばれます。Minitabで交差ゲージR&R分析を実行するには、統計 > 品質ツール > ゲージ分析 > ゲージR&R (交差)を選択します。
多くの場合、交差ゲージR&R分析は、工程変動のどれぐらいが測定システムの変動によるものなのかを判断するために使用します。
枝分かれゲージR&R分析
枝分かれ分析では、各部品はそれぞれ1人の測定者のみによって測定され、2人の測定者が同じ部品を測定することはありません。この分析は、因子が別の因子の下で枝分かれし、他の因子とは交差しないため、「枝分かれ」と呼ばれます。Minitabで枝分かれゲージR&R分析を実行するには、統計 > 品質ツール > ゲージ分析 > ゲージR&R (枝分かれ)を選択します。
拡張ゲージR&R分析
次の条件が1つ以上あてはまる場合、拡張分析を使用します。
  • 3つ以上の因子がある。たとえば、測定者、ゲージ、および部品など。
  • 一部の因子を固定因子として宣言したい。
  • 交差因子と枝分かれ因子の両方がある。
  • アンバランス型計画である。
この分析は、複数の状況で使用できるので、「拡張」と呼ばれます。Minitabで拡張ゲージR&R分析を実行するには、統計 > 品質ツール > ゲージ分析 > ゲージR&R(拡張)を選択します。
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