属性の一致性分析(属性ゲージのR&R分析とも呼ばれる)とは

属性の一致性分析では、複数の検査者による主観的な名義評価または順序評価の一致性を評価して、測定システムが部品を誤って分類する可能性を判断するのに使用します。
名義データ
複数の特性水準を持つカテゴリ変数で、水準が自然律とは関係なく並んでいるものを意味します。たとえば、食感の調査で言うと、「バリバリしている」、「柔らかい」、「サクッとしている」などです。
順序データ
3つ以上の特性水準を持つカテゴリ変数で、水準が自然律に従って並んでいるものを意味します。たとえば、「強く反対」、「反対」、「どちらでもない」、「同意」、「強く同意」などがそうです。
以下の質問に答えるには属性の一致性分析を使用します。
  • 同じ検査者によるすべての試行結果が一致していますか?
  • 同じ検査者によるすべての試行結果が既知の標準と一致していますか?
  • 全検査者によるすべての試行結果が自身(検査者内)および他の検査者(検査者間)のすべての試行結果と一致していますか
  • 全検査者による試行結果が自身、他の検査者、および標準と一致していますか?

たとえば、5人の検査者が織物の欠陥を目視検査します。織物の欠陥は定義が難しいため、織物のサンプルと標準の比較では、検査者への依存度が高くなります。織物の品質評価が検査者によって異なる場合、測定システムの品質は許容範囲外になります。検査者の能力を評価するために、10枚の織物をそれぞれ3段階で評価する5人の検査者の一致性を分析する属性の一致性分析を計画します。それぞれの織物サンプルに、対応する標準があります。

検査者間に相当の一致性があれば、保証はできませんが、評価は正確である可能性があります。検査者間に一致性がなければ、評価は信頼できません。

属性の一致性分析計数ゲージ分析(分析法)とは異なります。後者は属性測定システムの偏りと繰り返し性を調べる方法です。

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