タイプ1ゲージの分析の例

あるエンジニアが、塗装したドアを保護するコーティングの厚さを測定する超音波測定システムを認定したいと考えています。エンジニアは、コーティングの厚さが0.025インチであることが分かっている参照サンプルを入手します。測定者は、参照パネルを50回測定します。

エンジニアは、公差範囲が0.0007の場合に、この測定システムで部品の一貫性のある正確な測定ができるかどうかを調べます。

  1. サンプルデータ硬膜の厚さ.MTWを開きます。
  2. 統計 > 品質ツール > ゲージ分析 > タイプ1ゲージを選択します。
  3. 測定データに「厚さ」と入力します。
  4. 参照に「0.025」と入力します。
  5. 許容限界で、上側規格 - 下側規格を選択し、「0.0007」と入力します。
  6. OKをクリックします。

結果を解釈する

ランチャートでは、ほとんどの厚さの測定値は±10%の公差範囲内にあります。しかし、測定値の一部は予想されるよりも低くなっています(-10%の公差限界よりも低い)。測定値が低い場合、測定システムに問題がある可能性を示しています。

厚さの測定値の平均は0.024985で、参照値の0.025よりやや低くなっています。標準偏差は0.0000438と非常に小さくなっています。しかし、公差範囲の0.0007も非常に小さく、測定値の大きな変動は許容されません。

次の結果は、測定システムで一貫性のある正確な測定ができないため、システムの改善が必要であることを示しています。
  • 偏りのp値は0.021です。p値が有意水準の0.05より小さいため、偏り=0の帰無仮説を棄却します。エンジニアは、測定システムには統計的に有意な偏りがあると結論付けることができます。
  • Cgは0.53で、Cgkは0.42です。いずれの工程能力指標も一般的に使用されるベンチマーク値の1.33よりも低いため、エンジニアは、測定システムは工程能力が十分でなく、改善の必要があると結論付けます。
  • %Var(繰り返し性)は37.50%、%Var(繰り返し性と偏り)は47.52%です。これらの値は15%(ベンチマークとして一般に使用される値)よりもずっと大きく、測定システムによる変動が大きいことを示しています。
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