正規工程能力分析の標準偏差の推定法の指定

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サブグループサイズ > 1の場合の推定法
各サブグループに複数の観測値がある場合にサブグループ内標準偏差を推定する方法を選択します。
  • R(範囲)の平均: R(範囲)の平均はサブグループ範囲の平均です。この方法は、標準偏差の一般的な推定方法で、サブグループサイズが2~8の場合に最も適しています。
  • S(標準偏差)の平均: S(標準偏差)の平均は、サブグループ標準偏差の平均です。この方法ではR(範囲)の平均よりも高い精度の標準偏差の推定値が得られ、特にサブグループサイズが8より大きい場合には精度の差が大きくなります。
  • 併合標準偏差: 併合標準偏差は、サブグループの分散の重み付き平均で、全体の推定値に、より大きなサブグループがより大きな影響を与えます。工程が正常に管理されている場合、この方法によって最も精度が高い標準偏差の推定値が得られます。
サブグループサイズ = 1の場合の推定法
個別の観測値がある場合にサブグループ内標準偏差を推定する方法を選択します。サブグループサイズが1の場合、サブグループ内のサンプル標準偏差または範囲は計算できません。この場合、代わりに移動範囲を使って標準偏差が推定されます。
  • 平均移動範囲: 移動範囲平均は、2つ以上の連続する点の移動範囲の平均値です。この方法は、サブグループサイズが1の場合に一般的に使用されます。
  • 中央値移動範囲: 移動範囲中央値は、2つ以上の連続する点の移動範囲の中央値です。この方法は、データの範囲が移動範囲に影響を及ぼすほど極端な場合に適しています。
  • MSSDの平方根: MSSDの平方根は、連続する点の間の平方差分の平均の平方根です。少なくとも2つの連続する点が同様の条件の下で収集されたことが妥当に仮定できない場合にこの方法を使用します。
次の長さの移動範囲を使用する
移動範囲の計算に使う観測値の数を入力します。長さは100以下でなければなりません。デフォルトの長さは2です。これは、連続した値が似た値になる可能性が最も高いためです。
不偏化のための定数
サブグループ内および全体の標準偏差の計算に不偏化のための定数を使用することを選択できます。不偏化のための定数は、少数の観測値からパラメータが推定された場合に発生する偏りを低減します。観測値数が増えるにつれて、不偏化のための定数が計算結果に及ぼす影響は小さくなります。
  • 不偏化定数を使用: サブグループ内標準偏差の推定に不偏化のための定数を使用します。このオプションは、S(標準偏差)の平均、併合標準偏差、およびMSSDの平方根の方法に適用されます。
  • 全体標準偏差の計算に不偏化定数を使用: 全体標準偏差の推定に不偏化のための定数を使用します。

多くの場合は、不偏化のための定数を使用するかどうかは、会社のポリシーまたは業界標準に応じて選択します。

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