変数抜取検査(ロットの合格・不合格)の例

あるカメラメーカーでは、週に数回、カメラレンズ3,600枚の出荷品を受け取ります。品質チームは、各入荷から259枚のレンズを取り出し、その厚さを測定し、ロット全体の合格/不合格を判定します。上側規格限界(USL)0.415インチより厚いレンズ、または下側規格限界(LSL)0.395インチより薄いレンズは不良品となります。

メーカーと供給業者は、3,600枚のロットに対し、合格品質水準(AQL)を100万個当たり不良品数100、不合格となる品質水準(RQL)を100万個当たり不良品数600に設定することで同意します。Minitabは、生産者のリスク(α)0.05と消費者のリスク(β)0.10の場合の適切な抜取計画として、3,600枚のレンズから259枚を無作為に抽出し検査することを決定します。棄却値は3.44914、最大標準偏差は0.0027533です。

品質チームは、最新の入荷からデータを収集し、ロット全体の合格/不合格を判定します。

  1. サンプルデータカメラレンズの厚さ.MTWを開きます。
  2. 統計 > 品質ツール > 変数抜取検査 > ロットの合格/不合格を選択します。
  3. 測定データ厚さを入力します。
  4. 限界距離 (k値)に「3.44914」と入力します。
  5. 下側規格に「0.395」と入力します。
  6. 上側規格に「0.415」と入力します。
  7. OKをクリックします。

結果を解釈する

品質チームは、3,600枚のレンズの現在の入荷から259枚のレンズをランダムに選び出し、その厚さを測定します。Minitabではこれらの測定値から平均と標準偏差を判断し、Z値が計算されます。
  • Z.LSL=(平均 – 下側規格限界)/標準偏差=0.172803
  • Z.USL=(上側規格限界 – 平均)/標準偏差=0.253452
Z値は限界距離(3.44914)より小さく、標準偏差(0.0469204)はMSD(0.0027533)より大きくなっています。そのため、チームはロット全体を不合格と判定します。

変数抜取検査 - ロットの合格/不合格

厚さを使用した合格または不合格の判断 サンプルサイズ 259 平均 0.403108 標準偏差 0.0469204 下側規格 (LSL) 0.395 上側規格 (USL) 0.415 Z.LSL 0.172803 Z.USL 0.253452 限界距離 (k値) 3.44914 最大標準偏差 (MSD) 0.0027533 決定: 不合格ロット
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