2水準分割実験計画を作成の主要な結果を解釈する

計画のプロパティを調べるには、次の手順を実行します。主要なアウトプットには、計画の要約と別名構造が含まれます。

ステップ1:計画のプロパティを調べる

計画の要約を使用し、主要な計画のプロパティを調べます。計画のほとんどのプロパティは、基本計画で選んだものと一致します。プロット全体の反復とサブプロットの反復により、計画での実行数が増えます。

計画の概要 因子: 4 プロット全体: 4 変更が難しい因子: 1 プロット全体あたりの実行数: 8 実行数: 32 プロット全体の反復: 2 ブロック: 1 サブプロットの反復: 1
主要なアウトプット:計画の要約

この結果では、計画に含まれる4つの因子において、実行数16で完全実施要因計画が形成されます。プロット全体の反復2回で、計画での実行数が2倍され、32回になります。

ステップ2:別名構造を調べる

別名構造は、計画において発生する交絡パターンを記述するものです。互いに交絡する項は「別名関係にある」とも言います。

別名、または交絡は、計画には因子水準のすべての組み合わせは含まれないため、一部実施要因計画において発生します。たとえば、因子Aが三元交互作用BCDと交絡する場合、Aの効果の推定値は、Aの効果とBCDの効果の合計になります。有意な効果がAによるものかBCDによるものか、あるいはその両方の組み合わせによるものかを特定できません。Minitabにおける計画の分析では、モデルに交絡項を追加することができます。項リストの後の方の項が削除されます。ただし、特定の項は常に最初に適合されます。たとえば、モデルにブロックを追加した場合、Minitabはブロック項が維持され、ブロックと別名関係にある項が削除されます。

別名構造を使用して、重要な項同士が別名関係にないことを確認することができます。別名構造が許容不可の場合、次の対応を試してみてください。
  • 因子を前回とは異なる順番でMinitabに追加して、計画を作成し直します。
  • 計画のより大きな一部実施要因を使用します。

別名構造の決定方法については、2水準分割実験計画を作成のすべての統計量で「関係の定義」をクリックしてください。

主要な結果:別名構造

別名構造を使用して、重要な項が互いに別名関係にないことを確認します。たとえば、農業試験場の研究者が、除草剤を使わずに雑草の成長を制御する方法について研究しています。研究者たちは次の5つの因子の効果を調べるために実験を計画しました。
  • A:生育地の種類
  • B:競合植物の導入
  • C:軟体動物駆除剤の使用
  • D:囲い
  • E:殺虫剤の使用
スペースも限られ、特定の生育地を作り上げるのも時間がかかるので、他の因子は変動しても生育地のみが一定に保たれるよう、一部実施要因分割実験を計画しました。研究者たちは全員、囲い(D)と競合植物の導入(E)が重要である可能性が高いということに同意しています。

別名表は、因子DとE間の交互作用がプロット全体(A)と別名関係にあることを示しています。DEはAと別名関係にあるため、研究者は囲いと競合植物の導入の間の交互作用を生育地の効果と分けることができません。別名表から、AD、BD、およびCDの二元交互作用は、プロット全体、二元交互作用、または三元交互作用とは別名関係にないことが分かります。Minitabに追加する因子の順番を変えることで、囲いと競合植物の導入の間の交互作用が四元交互作用以外のどの効果からも独立している計画を作成することができます。研究者は計画を作成しなおし、殺虫剤の使用と競合植物の導入の順番を入れ替えることで、囲いと競合植物の導入の交互作用がDEではなくBDになるようにしました。

一部実施要因分割実験計画

計画の概要 因子: 5 プロット全体: 4 分解能: IV 変更が難しい因子: 1 プロット全体あたりの実行数: 4 一部実施要因: 1/2 実行数: 16 プロット全体の反復: 1 ブロック: 1 サブプロットの反復: 1

計画ジェネレータ: E = ABC

変更が難しい因子: A

プロット全体のジェネレータ: A, DE

プロット全体は、次の項で交絡しています: DE, ADE, BCD, ABCD

交絡構造 I + ABCE A + BCE B + ACE C + ABE D + ABCDE E + ABC AB + CE AC + BE AD + BCDE AE + BC BD + ACDE CD + ABDE ABD + CDE ACD + BDE
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