シミュレーションでの 方程式エディター の使用

方程式エディターを使用して、モンテカルロシミュレーションツールで方程式を作成できます。

方程式エディターでは、モデル内の変数を使用して数式を作成できます。モデルに入力変数と出力変数を追加した後、方程式エディターで、一般的な演算子、三角関数、および次の論理関数とともに選択できます。

If
条件が満たされているかどうかをチェックし、真の場合は 1 つの値、偽の場合は別の値を返します。
  • 構文: if(logical_test, value_if_true, value_if_false)
  • 例題: if(variable1>5, 1, 0)は、変数 1 が 5 より大きい場合は 1 を返し、変数 1 が 5 以下の場合は 0 を返します
And
すべての条件が真であるかどうかをチェックします。すべての条件が満たされている場合は真を返し、それ以外の場合は偽を返します。「and」関数を「if」関数の最初の引数として使用すると便利なことがよくあります if(and(論理検定1, 論理検定2, ...), 1, 0)。
  • 構文: and(logical_test1, logical_test2, ...)
  • 例題: and(variableA>5, variableB >7) は、変数 A が 5 より大きく、変数 B が 7 より大きい場合、1 を返します。変数 A が 5 以下の場合、または変数 B が 7 以下の場合は 0 を返します
Or
いずれかの条件が真であるかどうかをチェックします。少なくとも 1 つの条件が満たされている場合は真を返し、それ以外の場合は偽を返します。たとえば if(or(論理検定1, 論理検定2, ...), 1, 0) 、「or」関数を「if」関数の最初の引数として使用すると、しばしば便利です。
  • 構文: or(logical_test1, logical_test2, ...)
  • 例題: or(variableA>5, variableB >7) は、変数 A が 5 より大きい場合、または変数 B が 7 より大きい場合、または両方が真である場合に 1 を返します。変数 A が 5 以下で、変数 B が 7 以下の場合は 0 を返します
Not
偽を真に変更するか、真を偽に変更します。論理条件を否定するために使用します。
  • 構文: not(logical_test)
  • 例題: not(variableA>5) は、変数 A が 5 以下の場合に 1 を返します。変数 A が 5 より大きい場合は 0 を返します