プロセスマップ - 部門間協力

部門横断的プロセスマップを使用して、プロセスまたは手順が部門やフェーズをまたいでいるときの順次ステップを示します。

プロセスマップは、プロセス内の活動 (ステップ) を理解し、伝達するのに役立ちます。プロセスマップは、プロセス内の入力と出力の関係を確認し、重要な意思決定ポイントを識別するのにも役立ちます。部門横断的プロセスマップは、部門と活動が発生するフェーズを確認するのに役立ちます。

部門 (スイムレーンとも呼ばれる) は、ステップを水平に分割します。部門を追加した後、フェーズを追加できます。フェーズはステップを垂直に分割します。
部門横断的プロセスマップは、以下の質問に答えます。
  • どの部門とフェーズに改善の最大の機会があるか?
  • 部門間で作業が移動するときにワークフローにどのような障害が発生するか?
  • 部門活動をより効率的にプランニングできるか?たとえば、それらをワークフローのより少ないフェーズに統合できるか?
  • 特定のプロジェクトの場合、プロセスはどこで開始および終了するか?
  • プロセスの各ステップの入力と出力は何か?
  • 欠陥のボトルネックと原因はどのステップか?
  • どのステップが顧客の要件に直接影響するか?
  • プロセスのステップを簡素化、結合、または排除できるか?

使用方法

  1. チームとして、プロセスの開始位置と終了位置を決定し、プロセスの各ステップを順を追って説明します。
  2. ステップが属する部門とフェーズを特定します。
  3. プロセスの各ステップに関連付けられているデータを特定します。次の項目を考慮してください。
    • 活動:プロセスマップのステップの名前。
    • 入力:着目する出力に直接的または間接的に影響を与える可能性のある X 変数。
    • 出力:X 変数に依存する Y 変数。
    • プロセスデータ:各ステップでの歩留まりや DPMO などのプロセスの特性をさらに定義する情報。
    • リーンデータ:各ステップでのリソース使用率やサイクルタイムなど、無駄を特定して排除するためによく使用される情報。
  4. 収集した情報をプロセスマップに記録します。

詳細については、マップを追加する を参照してください。