ゲージ R&R 分析を使用して、測定システムの再現性と再生産性を評価します。

ゲージ R&R 分析からの出力を追加するには、フォームを追加して入力するに進みます。

交差ゲージ R&R 分析

すべての測定者が分析中のすべての部品を測定する場合は、交差ゲージ R&R 分析を使用して測定システムの変動を評価します。 この分析を実行するには、変量因子を含むバランス型計画が必要です。

たとえば、あるエンジニアが予想されるプロセス変動範囲を代表する 10 個の部品を選択します。この分析では、3 人の測定者がその10個の部品をランダムな順序で 3 回ずつ測定します。例を参照するには、Minitab ヘルプ:交差ゲージ R&R 分析の例 に移動します。

データに関する考慮事項

部品間変動の妥当な推定値が得られる可能性を高めるために、プロセス範囲全体から部品を選択します。たとえば、続けて生産された部品、1 つのシフトまたは 1 つの生産ラインだけサンプリングした部品、不合格になった部品などは測定しないでください。

測定者因子と部品因子は交差している必要があります2 つの因子のうち、片方の因子の各水準が、他方の因子の各水準との組み合わせで出現している場合、これらの因子は交差しているといいます。たとえば、測定者因子と部品因子が交差している場合、すべての測定者がすべての部品を評価する必要があります。詳細については、Minitab ヘルプ:交差ゲージ R&R 分析のデータに関する考慮事項 を参照してください。

枝分かれゲージ R&R 分析

すべての測定者がすべての部品を測定できない場合は、枝分かれゲージ R&R 分析を使用して測定システムの変動を評価します。

たとえば、3 人の測定者がいて、15 個の部品があるとします。測定者 A は部品 1~5 を 2 回測定し、測定者Bは部品 6~10 を 2 回測定し、測定者 C は部品 11~15 を 2 回測定します。各部品はそれぞれ 1 人の測定者のみによって測定されるため、同じ部品を測定する測定者はいません。例を参照するには、Minitab ヘルプ:枝分かれゲージ R&R 分析の例 に移動します。

データに関する考慮事項

部品間変動の妥当な推定値が得られる可能性を高めるために、プロセス範囲全体から部品を選択します。たとえば、続けて生産された部品、1 つのシフトまたは 1 つの生産ラインだけサンプリングした部品、不合格になった部品などは測定しないでください。

部品は測定者でネストされています。2 つの因子のうち、片方の因子の各水準が、他方の因子の 1 つの水準との組み合わせで出現している場合、これらの因子は枝分かれしているといいます。たとえば、2 人の測定者が 2 つの異なるけれども同様な部品のセットを測定する場合、部品は測定者の下で枝分かれしており、部品 (測定者) と表されます。詳細については、Minitab ヘルプ:枝分かれゲージR&R分析のデータに関する考慮事項 を参照してください。