あるエンジニアが、計数ゲージを使用して各部品を限界のセットと比較します。部品が限界内であれば合格になります。限界を超えている場合、その部品は不合格になります。変数ゲージは部品の良/不良の程度を示します。それに対して計数ゲージはロットが合格または不合格の判定のみに使用されます。
生産用のゲージを検証するため、エンジニアは工程からサンプルとして50個の部品を無作為に取り出します。3人の検査者が各部品を3回ずつ評価します。
このデータを使用して、計数ゲージ分析 (分析法)について説明することができます。
ワークシートの列 | 説明 |
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部品 | 部品識別子: 1~50 |
A-1 | 検査者Aによる各部品の1回目の評価 |
A-2 | 検査者Aによる各部品の2回目の評価 |
A-3 | 検査者Aによる各部品の3回目の評価 |
B-1 | 検査者Bによる各部品の1回目の評価 |
B-2 | 検査者Bによる各部品の2回目の評価 |
B-3 | 検査者Bによる各部品の3回目の評価 |
C-1 | 検査者Cによる各部品の1回目の評価 |
C-2 | 検査者Cによる各部品の2回目の評価 |
C-3 | 検査者Cによる各部品の3回目の評価 |
参照 | 各部品の参照値 |
このデータは、『Measurement Systems Analysis Reference Manual, 4th edition』から抜粋したものです。