あるゴルフ用品メーカーの技師が、飛距離を最大限伸ばせるゴルフボールをデザインしようとしています。技師は4つの制御因子(コアの素材、コアの直径、ディンプルの数、カバーの厚さ)と、1つの雑音因子(ゴルフクラブの種類)を特定しています。各制御因子には2つの水準があります。雑音因子は、ドライバーの飛距離と5番アイアンの飛距離という2種類のゴルフクラブです。技師はゴルフクラブのタイプ別に飛距離を測定し、ワークシートの2つの雑音因子列にそれらを記録します。
このデータを使用して、タグチ計画の分析について説明することができます。
ワークシートの列 | 説明 |
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素材 | ゴルフボールのコアの素材:液体またはタングステン(制御因子) |
直径 | ゴルフボールのコアの直径:118または156(制御因子) |
ディンプル | くぼみの数:392または422(制御因子) |
厚さ | ゴルフボールのカバーの厚さ:0.03または0.06(制御因子) |
ドライバー | ドライバーのゴルフクラブ(雑音因子)でのゴルフボールの飛距離(応答) |
アイアン | 5番アイアンのゴルフクラブ(雑音因子)でのゴルフボールの飛距離(応答) |