管理図は、工程が管理外になっている場合を示し、特殊原因による変動が存在するかどうかを識別するのに役立ちます。特殊原因による変動が存在している場合は、工程が安定していないため、是正処置が必要です。コントロールチャートを使って以下のことを行います:
- 時間が経過しても工程が安定し一貫性があるかどうかを実証します。安定した工程とは、一般原因による変動のみで、管理外の点がない工程を指します。
- 工程能力分析を実行する前に工程が安定していることを確認します。工程能力分析は、安定した工程に対して実行された場合にのみ有効です。
- 工程変更の効果を評価します。管理図を使用すると、工程平均のシフトや工程変動の変化を簡単に比較できます。
- 特定の期間の工程の性能を示します。
工程能力分析は、工程が統計的管理状態にあるときに、顧客の要件を満たす生産能力があるかどうかを判断するために使用します。工程能力分析を使用して、次のような質問に答えることができます。
- 工程の変動性は、規格限界内に収まる部品を一貫して提供できるだけの十分低いレベルに保たれているか。
- 月間の不良品の比率は一貫して5%未満になっているか。
- 温度硬化工程では、製品の複数のバッチにおいて工程能力が保たれているか。
- 工程は規格限界内で稼働するためにシフトする必要があるか。